構文
構文は以下の通りです。
解説
Font.Sizeプロパティは、セル内のテキストのフォントサイズを設定するために使用されます。セルには変更したいセルの範囲を指定し、サイズには設定したいフォントサイズを指定します。フォントサイズはポイント単位で指定され、一般的な値は8から72までの間です
使い方
1.フォントサイズの指定方法
フォントサイズを指定するには、「Font.Size」プロパティに値を代入します。値はポイント単位で指定されます。たとえば、10ポイントのフォントサイズを指定する場合は、次のようにします。
2.フォントサイズの取得方法
セルのフォントサイズを取得するには、「Font.Size」プロパティを参照します。次の例では、セルA1のフォントサイズを取得してメッセージボックスで表示しています。
プログラミング例
以下に、具体的な使い方を幾つか紹介します。
1.ヘッダーの強調表示
大きなフォントサイズを使用することで、ヘッダーやタイトルを目立たせることができます。例えば、以下のようにプログラムを作成することで、セルA1のフォントサイズを20ポイントに変更し、ヘッダーを強調表示します。
Range("A1").Font.Size = 20
End Sub
2.要約情報の表示
小さなフォントサイズを使用することで、セル内に多くの情報を表示することができます。例えば、以下のようにプログラムを作成することで、セルA1のフォントサイズを8ポイントに変更し、要約情報を表示します。
Range("A1").Font.Size = 8
End Sub
3.条件付き書式の活用
条件付き書式を使用することで、特定の条件に応じてフォントサイズを変更することができます。例えば、以下のようにプログラムを作成することで、セルの値が10以上の場合はフォントサイズを14ポイントに変更します。
If Range("A1").Value >= 10 Then
Range("A1").Font.Size = 14
End If
End Sub
まとめ
セルのフォントサイズを変更するには、Font.Sizeプロパティを使用します。フォントサイズを大きくしすぎると、セル内のテキストが表示しきれなくなる場合があります。注意してください。