構文
構文は以下の通りです。
Range("セル範囲").Font.Name = フォント名
解説
Font.Nameプロパティは、セル内のテキストのフォント名を設定するために使用されまセルには変更したいセルの範囲を指定し、フォント名には設定したいフォントの名称を指定します。フォント名は、コンピュータにインストールされているフォントの名称を指定する必要があります。
使い方
以下に、具体的な例を示します。
1.セルのアドレスを使用して特定のセルを指定する方法
Range("A1").Font.Name = "メイリオ"
上記の例では、セルA1のフォントを「メイリオ」というフォントに変更しています。
2.Rangeオブジェクトを使用してセルの範囲を指定する方法
Range("A1:B5").Font.Name = "Arial"
上記の例では、セルA1からB5までの範囲のフォントを「Arial」というフォントに変更しています。
このように、セルの範囲を指定してFont.Nameプロパティを使用することで、一括で複数のセルのフォント名を変更することができます。
プログラミング例
では、具体的なプログラミング例を見てみましょう。以下の例では、セルA1からA10までの範囲のフォントを「Tahoma」というフォントに変更しています。
Sub ChangeFontName()
Range("A1:A10").Font.Name = "Tahoma"
End Sub
Range("A1:A10").Font.Name = "Tahoma"
End Sub
このようにVBAのプロシージャ内に上記のコードを書き、実行することで、指定した範囲のセルのフォント名を一括で変更することができます。
まとめ
Font.Nameプロパティは、セル内のテキストのフォント名を変更するために使用されます。フォント名は、コンピュータにインストールされているフォントの名称を指定する必要があります。是非活用してください。