在庫や倉庫を管理する「在庫管理ツール」を紹介します。下部のダウンロード箇所よりお試しダウンロードもできますので、自由に使用してみて下さい。
紹介するツールは、上記図の①~④の情報を記録する機能を有しています。
①発注依頼者の発注依頼指示・・・倉庫の在庫が不足した場合、不足した在庫の発注指示を行います。(下記の使い方(5)(6)(7)で説明)
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②発注者(受付者)の受付・発注作業・・・①で登録された指示情報を元に、発注者は発注を行います。業者への発注は依頼表(紙出力)を想定した作りです。(下記の使い方(8)(9)で説明)
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発注を受けた業者は、対象品を納品します。
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③着荷・入庫者の着荷・入庫作業・・・業者から受けた納品物について、着荷・入庫の情報を記録します。記録後に納品物を倉庫に保管します。(下記の使い方(10)(11)で説明)
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④出庫者の出庫作業・・・在庫の出庫時に出庫の情報を記録します。記録後に在庫品を倉庫から出庫します。(下記の使い方(12)(13)(14)で説明)
【目次】
製作環境
・Excel2016(画面)
・Acccess2016(DB)
ツールの登録先
ダウンロードした圧縮ファイルの中には、以下2つのファイルが保存されています。ツールを使用するには、この2つのファイルを同じディレクトリに登録しないと動きません。使用前には必ず確認して下さい。(例:C:\zaikoにファイルを登録して使用する場合、両ファイル共にこのディレクトリに登録されていないと動きません)
①在庫管理ツール.xlsm ・・・・・・・本体ファイルです。
②data.accdb ・・・・・・・・・・・データベースファイルです。
使い方
このツールの具体的な使い方について説明します。
在庫マスタ画面の開き方
(1)『在庫マスタ』ボタンをクリックします。
(2)在庫マスタ画面が開きます。
以上で在庫マスタ画面の開き方は終了です。
在庫マスタ新規登録方法
(1)在庫マスタ画面を開き、『新規』ボタンをクリックします。
(2)在庫マスタ登録画面が表示されるので、各項目を入力して『登録』ボタンをクリックします。
(3)”登録しました。”のメッセージが表示さるので、『OK』ボタンをクリックします。
(4)『閉じる』ボタンをクリックします。
(5)新規登録した内容が在庫マスタ画面に反映された事を確認します。
以上で在庫マスタへの新規登録方法は終了です。
在庫マスタ変更方法
(1)在庫マスタ画面を開き、変更する対象データのコードをダブルクリックします。
(2)在庫マスタ変更画面が表示されるので、変更項目を修正後に『変更』ボタンをクリックします。
※例として今回は数量を「1」→「100」に変更しました。
(3)”変更しました。”のメッセージが表示されるので、『OK』ボタンをクリックします。
(4)変更した内容が在庫マスタ画面に反映された事を確認します。
以上で在庫マスタの変更方法は終了です。
在庫マスタ削除方法
(1)在庫マスタ画面を開き、削除する対象データのコードをダブルクリックします。
(2)在庫マスタ変更画面が表示されるので、『削除』ボタンをクリックします。
(3)”削除してもよろしいですか?”のメッセージが表示されるので、『はい』ボタンをクリックします。
(4)削除した内容が在庫マスタ画面に反映された事を確認します。
以上で在庫マスタの削除方法は終了です。
発注依頼画面の開き方
発注依頼画面は、在庫が不足している場合、発注者に対し不足在庫の発注をお願いする時に使用します。
(例)倉庫管理者がネジの在庫が不足している事に気づき、在庫を増やすために発注者に対し「ネジの発注をお願いします。」的な指示をする場合に使用します。
(1)『発注依頼』ボタンをクリックします。
(2)発注依頼画面が開きます。
以上で発注依頼画面の開き方は終了です。
発注品の依頼方法
(1)発注依頼画面を開き、『通常発注』ボタンをクリックして下さい。
(2)通常発注内容登録画面が表示されるので、必要項目にデータを入力して『登録』ボタンをクリックします。
(3)『閉じる』ボタンをクリックします。
(4)発注依頼するデータが表示されます。登録した内容に間違いが無いか確認します。
(5)『依頼実行』ボタンをクリックします。
(6)”手配依頼をしてもよろしいですか?”の確認メッセージが表示されるので、『はい』ボタンをクリックします。
(7)正常に保存されれば”処理が終了しました。”のメッセージが表示されるので、『OK』ボタンをクリックします。
(8)発注依頼データが画面より消えた事を確認します。
※発注依頼が実行された時点で、画面よりデータが消える仕組みとなっています。
以上で通常発注品の依頼方法は終了です。
発注依頼状況画面の開き方
この画面は過去に発注依頼した全データを一覧で確認する事ができます。
(1)『発注状況確認』ボタンをクリックします。
(2)発注状況確認画面が開き、過去に発注依頼した全データが一覧で表示されます。
以上で発注状況確認画面の開き方は終了です。
受付画面の開き方
この画面は、発注者(受付者)が使用する画面となり、未だ発注をしていない全発注依頼データを一覧で確認する事ができます。
(1)『受付』ボタンをクリックします。
(2)受付画面が開きます。
以上で受付画面の開き方は終了です。
発注依頼品の受付方法
この作業は、発注者(受付者)がこれから発注する依頼データを、手配依頼表として紙出力する内容となります。
(1)受付画面を開き、受付する依頼品の内容列に”出力”の文字を入力(選択)し、『印刷』ボタンをクリックします。
(2)”印刷を実行してもよろしいですか?”の確認メッセージが表示されるので、『はい』ボタンをクリックします。
(3)以下「手配依頼表」がプレビューされます。印刷が必要であれば上部『印刷』ボタンをクリックし、不要であれば『印刷プレビューを閉じる』ボタンをクリックします。
(4)”処理が完了しました。”のメッセージが表示されるので、『OK』ボタンをクリックします。
(5)受付データが画面より消えた事を確認します。
※受付処理が完了した時点で、画面よりデータが消える仕組みとなっています。
以上で発注依頼品の受付方法は終了です。
入庫画面の開き方
この画面は、発注品が納品された場合、着荷・入庫等の情報を登録するために使用します。
(1)『入庫』ボタンをクリックします。
(2)入庫画面が開きます。
以上で入庫画面の開き方は終了です。
入庫方法
(1)入庫画面を開き、入庫対象品の入庫列に”保管”の文字を入力(選択)し、『保存』ボタンをクリックします。
(2)対象品の内容列に”入庫済み”、入庫日列に入庫した日付がセットされた事を確認します。
以上で入庫方法は終了です。
出庫画面の開き方
この画面は、出庫する時の出庫情報を登録するために使用します。
(1)『出庫』ボタンをクリックします。
(2)出庫画面が開くと在庫マスタで登録した在庫情報が一覧で表示されます。
以上で出庫画面の開き方は終了です。
出庫方法
(1)出庫画面を開き、出庫する対象品のコードをダブルクリックします。今回は例としてコード:111111、品名:ネジを選択する事とします。
(2)出庫登録画面が表示されるので、出庫数量及び備考を入力して『登録』ボタンをクリックします。
(3)”登録してもよろしいですか?”の確認メッセージが表示されるので、『はい』ボタンをクリックします。
(4)”登録しました。”の確認メッセージが表示されるので、『OK』ボタンをクリックします。
以上で出庫方法は終了です。
出庫履歴の確認方法
この画面は、過去に出庫した全履歴を確認するために使用します。
(1)出庫画面を開き、『出庫確認』ボタンをクリックします。
(2)出庫確認画面が開き、過去に出庫された全出庫情報が出庫日降順で表示されます。
以上で出庫履歴の確認方法は終了です。
入出庫状況確認画面の開き方
この画面は、上記で登録した入庫情報や出庫情報を、受払表としてマトリクス的な一覧として確認できます。
(1)『入出庫状況確認』ボタンをクリックします。
(2)入出庫状況確認画面が開き、入出庫状況が受払表(マトリクス形式)として確認できます。(棚卸表としても活用できます)また、在庫の状況により、警告メッセージが備考欄に表示されます。
以上で入出庫状況確認画面の開き方は終了です。
ダウンロード
おわりに
上記内容についての質問があれば、問い合わせフォームより気軽に問い合わせ下さい。