構文
記述方法は以下の通りとなります。
WeekDay(”[日付]”)
[説明]:
指定した日付に対し曜日を数値の戻り値で返します。
[日付] | 任意の日付を記述します。 ※「”」(ダブルクォーテーション)で囲みます。 |
戻り値に対する曜日は以下の通りです。
戻り値 | 曜日 |
1 | 日 |
2 | 月 |
3 | 火 |
4 | 水 |
5 | 木 |
6 | 金 |
7 | 土 |
[記述例]:
Weekday("2019/6/12")
使い方
使い方について具体的に説明します。
基本的な使い方
指定日に対して曜日を数値で返す方法について説明します。
[プログラミング例]:
Sub サンプル()
MsgBox Weekday("2019/6/12")
End Sub
内容は、「指定日:2019/6/12の曜日を数値で返し、MsgBoxで表示して下さい。」との意味になります。
※上記の記述例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方についてはこちらを参考にして下さい。
[実行例]:
①<実行>ボタンをクリックします。
②結果は以下の様に表示されます。指定日:2019/6/12が水曜日となるため、WeekDay関数の戻り値は「4」となります。よって、MsgBoxで「4」が表示されます。
[サンプル]:
上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。
基本的な使い方のついての説明は以上です。
返された値(数値)を曜日(文字)に変換
指定日に対して返された値をSelect文で曜日に変換する方法について説明します。
[プログラミング例]:
Sub サンプル()
Select Case Weekday("2019/6/12")
Case 1
MsgBox "日曜日です。"
Case 2
MsgBox "月曜日です。"
Case 3
MsgBox "火曜日です。"
Case 4
MsgBox "水曜日です。"
Case 5
MsgBox "木曜日です。"
Case 6
MsgBox "金曜日です。"
Case 7
MsgBox "土曜日です。"
End Select
End Sub
内容は、「指定日:2019/6/12で返された曜日の数値を、Select文で曜日(文字)に変換してMsgBoxで表示して下さい。」との意味になります。
※上記の記述例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方についてはこちらを参考にして下さい。
[実行例]:
①<実行>ボタンをクリックします。
②結果は以下の様に表示されます。指定日:2019/6/12は水曜日になるため、WeekDay関数の戻り値は「4」となります。その戻り値をSelect構文で曜日変換しているため、MsgBoxで「水曜日です。」が表示されます。
[サンプル]:
上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。
返された値を曜日に変換する方法についての説明は以上です。
プログラミング(サンプル)
プログラミング事例を紹介します。
おわりに
今回はWeekDay関数の使い方について説明しました。基本的には曜日を数値で返しますが、実際には曜日を文字で表示しないとユーザの使い勝手が悪くなります。プログラム中で使用する場合とユーザへ表示する場合とでは、状況により表示方法を変えて使用して下さい。