教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

【ExcelVBA 関数】Year関数の使い方を教えて!

構文

構文は以下の通りです。

Year(日付)

解説

Year関数は、日付データから年を抽出するための便利な関数です。この構文では、日付という引数に対して、年を抽出するための処理が行われます。引数には、日付を表すセルの参照や、日付の値を直接指定することができます。

使い方

Year関数は、ExcelVBAで日付データから年を抽出するために使用されます。以下に具体的な使い方を説明します。

Sub ExtractYear()
    Dim myDate As Date
    Dim yearValue As Integer
    myDate = Range("A1").Value  ' A1セルに格納された日付を取得
    yearValue = Year(myDate)   ' 日付から年を抽出
    MsgBox "抽出された年は " & yearValue & " です。"
End Sub

上記の例では、セルA1に格納された日付を取得し、Year関数を使用してその日付から年を抽出しています。抽出した年は、yearValueという変数に格納され、メッセージボックスで表示されます。

プログラミング例

以下に、Year関数を使用したプログラミング例を示します。

Sub ExtractYearsFromList()
    Dim dateRange As Range
    Dim cell As Range
    Dim yearValue As Integer
    Set dateRange = Range("A1:A10")  ' 日付が格納されたセルの範囲を指定
    For Each cell In dateRange
        yearValue = Year(cell.Value)  ' 日付から年を抽出
        MsgBox cell.Address & " の年は " & yearValue & " です。"
    Next cell
End Sub

上記の例では、セルA1からA10までの範囲に格納された日付から、それぞれの年を抽出しています。Forループを使用して日付のリストを繰り返し処理し、Year関数を適用して年を抽出します。抽出した年は、メッセージボックスで表示されます。

まとめ

Year関数を使用することで、日付データの年を簡単に取得することができます。是非活用してください。