教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

【ExcelVBA 演算子】割り算した結果の余り(Mod)を求める方法が知りたいです。教えて!

構文

構文は以下の通りです。

被除数 Mod 除数

解説

Mod演算子は被除数を除数で割った際の余りを返します。割り算を行った際の余りを求める際に使用されます。被除数は割られる数を表し、除数は割る数を表します。

使い方

Mod演算子を使用して、与えられた数が奇数か偶数かを判定します。

Sub CheckOddEven()
    Dim num As Integer
    num = InputBox("数値を入力してください")
    If num Mod 2 = 0 Then
        MsgBox num & "は偶数です"
    Else
        MsgBox num & "は奇数です"
    End If
End Sub

このコードを実行すると、入力した数が偶数か奇数かがメッセージボックスで表示されます。

プログラミング例

以下は、具体的なプログラミング例です。

Sub ModExample()
    Dim dividend As Integer
    Dim divisor As Integer
    Dim remainder As Integer
    dividend = 10
    divisor = 3
    remainder = dividend Mod divisor
    MsgBox "10を3で割った余りは" & remainder & "です。"
End Sub

この例では、変数dividendに10を、変数divisorに3を代入し、remainderに剰余を格納しています。そして、MsgBox関数を使用して、計算結果をダイアログボックスで表示しています。実際に実行してみると、ダイアログボックスに「10を3で割った余りは1です。」と表示されるはずです。

まとめ

Mod演算子は割り算の余りを求めるために使用されます。この演算子を使うことで、割り算の余りを効率的に求めることができます。活用することで、より高度な数値計算や条件分岐の処理を行うことができます。