教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

【ExcelVBA 演算子】掛け算をするにはどうすればいいの?教えて!

構文

構文は以下の通りです。

変数名 = 式1 * 式2

解説

掛け算には「*」乗算演算子を使います。掛け算を行うには、まず掛け算を行いたい数値を変数に代入する必要があります。次に、乗算演算子を使用して変数同士を掛け合わせ、結果を別の変数に代入します。

使い方

具体的な使い方を紹介します。

1.掛け算を行いたい数値を変数に代入する

Dim a As Integer
Dim b As Integer
a = 3
b = 5

2.変数同士を乗算演算子で掛け合わせる

Dim result As Integer
result = a * b

3.結果を表示する

MsgBox result

プログラミング例

例として、入力された2つの数値の掛け算結果を計算し、結果をメッセージボックスで表示するプログラムを作成してみましょう。

Sub multiplyExample()
    Dim num1 As Integer
    Dim num2 As Integer
    Dim result As Integer
    '1. 最初に入力された数値をnum1に代入する
    num1 = InputBox("最初の数値を入力してください。")
    '2. 次に入力された数値をnum2に代入する
    num2 = InputBox("2つ目の数値を入力してください。")
    '3. num1とnum2を掛け算し、resultに代入する
    result = num1 * num2
    '4. 結果を表示する
    MsgBox "計算結果:" & result
End Sub

このプログラムでは、最初にInputBox関数を使って、ユーザーに数値を入力してもらいます。次に、乗算演算子を使ってnum1とnum2を掛け合わせ、結果をresultに代入します。最後に、結果を表示するためにMsgBox関数を使って、メッセージボックスに計算結果を表示します。

まとめ

ExcelVBAを使って掛け算を行うには、「*」乗算演算子を使用します。まず、掛け算を行いたい数値を変数に代入し、乗算演算子を使用して変数同士を掛け合わせ、結果を別の変数に代入します。ExcelVBAの掛け算は、数値型データに対して使用することができ、整数型(Integer)が一般的に使われます。