教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

【ExcelVBA その他操作】Excelのバージョン情報を取得(Version)する方法を教えて!

構文

構文は以下の通りです。

Application.Version

解説

この構文を使うことで、Excelのバージョン情報を取得することができます。

使い方

Application.Versionプロパティは、Excelのバージョン情報をテキスト形式で返します。具体的な使い方は以下の通りです。

Sub GetExcelVersion()
    Dim excelVersion As String
    excelVersion = Application.Version
    MsgBox "Excelのバージョンは " & excelVersion & " です。"
End Sub

上記のコードでは、GetExcelVersionというサブルーチンを作成し、Application.Versionプロパティを使用してExcelのバージョン情報を取得し、メッセージボックスで表示しています。

プログラミング例

以下に、Application.Versionを活用したプログラミング例を示します。

Sub CheckExcelVersion()
    Dim excelVersion As String
    excelVersion = Application.Version
    If excelVersion >= 16 Then
        MsgBox "Excelのバージョンが16以上です。新しい機能を利用できます。"
    Else
        MsgBox "Excelのバージョンが16未満です。一部の機能が制限される可能性があります。"
    End If
End Sub

上記のコードでは、CheckExcelVersionというサブルーチンを作成し、Application.Versionプロパティを取得し、条件分岐によってExcelのバージョンに応じたメッセージを表示しています。

まとめ

Application.Versionプロパティを利用することで、Excelのバージョン情報を取得することができます。これは、Excelのバージョンによって動作が異なる場合や、特定の機能を利用する際に役立ちます。また、Excelのバージョンに応じて処理を分岐させることも可能です。