マウスポインタの形状を変更する方法について紹介します。
構文
記述方法は以下の通りとなります。
Application.Cursor =[ポインタ形状]
[説明]:
マウスポインタの形状を変更するには
「Application.Cursor =[ポインタ形状]」
と記述します。
[ポインタ形状] | 変更したいポインタ形状を記述します。 ポインタ形状は以下の4パターンとなります。 ・標準ポインタ(xlDefault) ・砂時計型ポインタ(xlWait) ・矢印型ポインタ(xlNorthwestArrow) ・I字型ポインタ(xlIBeam) |
[記述例]:
Application.Cursor = xlDefault
Application.Cursor = xlWait
Application.Cursor = xlNorthwestArrow
Application.Cursor = xlIBeam
使い方
使い方について具体的に説明します。
マウスポインタを砂時計形状に変更する方法
マウスポインタを砂時計形状に変更する方法について説明します。
[プログラミング例]:
Sub サンプル()
Application.Cursor = xlWait
End Sub
内容は、「マウスポインタを砂時計の形状に変更して下さい。」との意味になります。
※上記のプログラミング例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方についてはこちらを参考にして下さい。
[実行例]:
①<実行>ボタンをクリックします。
②マウスポインタが砂時計の形状に変更されます。
[サンプル]:
上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。
マウスポインタを砂時計形状に変更する方法についての説明は以上です。
マウスポインタを矢印形状に変更する方法
マウスポインタを矢印形状に変更する方法について説明します。
[プログラミング例]:
Sub サンプル()
Application.Cursor = xlNorthwestArrow
End Sub
内容は、「マウスポインタを矢印の形状に変更して下さい。」との意味になります。
※上記のプログラミング例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方についてはこちらを参考にして下さい。
[実行例]:
①<実行>ボタンをクリックします。
②マウスポインタが矢印の形状に変更されます。
[サンプル]:
上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。
マウスポインタを矢印形状に変更する方法についての説明は以上です。
マウスポインタをI字形状に変更する方法
マウスポインタをI字形状に変更する方法について説明します。
[プログラミング例]:
Sub サンプル()
Application.Cursor = xlIBeam
End Sub
内容は、「マウスポインタをI字の形状に変更して下さい。」との意味になります。
※上記のプログラミング例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方についてはこちらを参考にして下さい。
[実行例]:
①<実行>ボタンをクリックします。
②マウスポインタがI字の形状に変更されます。
[サンプル]:
上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。
マウスポインタをI字形状に変更する方法についての説明は以上です。
マウスポインタを標準形状に変更する方法
マウスポインタを標準形状に変更する方法について説明します。
[プログラミング例]:
Sub サンプル()
Application.Cursor = xlDefault
End Sub
内容は、「マウスポインタを標準の形状に変更して下さい。」との意味になります。
※上記のプログラミング例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方についてはこちらを参考にして下さい。
[実行例]:
①<実行>ボタンをクリックします。
②マウスポインタが標準の形状に変更されます。
[サンプル]:
上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。
マウスポインタを標準形状に変更する方法についての説明は以上です。
おわりに
今回はマウスポインタの形状を変更する方法について説明しました。ポインタの形状を変更した場合、最後に標準形状に戻さない限りExcelを閉じるまでは変更した形状を維持します。その点は注意が必要です。