教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

【ExcelVBA 関数】Minute関数の使い方を教えて!

構文

構文は以下の通りです。

Minute(時刻)

解説

Minute関数は、指定された時刻の分を返すために使用されます。

引数 指定 内容
時刻 必須 時、分、秒を含んだ形式の時刻データを指定します。

使用例

Minute(#10:25:45#)

使い方

具体的な使い方を紹介します。

1.プログラム内での利用

Minute関数は、VBAのプログラム内で使用することができます。具体的な使い方は以下の通りです。

Dim myTime As Date
Dim myMinute As Integer
myTime = TimeValue("10:30:45")
myMinute = Minute(myTime)
MsgBox "分: " & myMinute

上記の例では、TimeValue関数を使用してmyTimeに時刻を設定し、Minute関数を使ってその時刻の分をmyMinuteに代入しています。最後にMsgBoxを使用して、結果をポップアップメッセージとして表示しています。

2.ワークシート関数としての利用

Minute関数は、ワークシート上でも利用することができます。セル内の時刻から分を抽出する場合に便利です。以下に例を示します。

=MINUTE(A1)

上記の例では、セルA1に記入された時刻から分を抽出しています。この式を別のセルに入力すると、指定された時刻の分が表示されます。

プログラミング例

以下に、プログラミング例を紹介します。

Sub GetMinute()
    Dim myTime As Date
    Dim myMinute As Integer
    myTime = TimeValue("10:30:45")
    myMinute = Minute(myTime)
    Range("A1").Value = myMinute
End Sub

上記の例では、GetMinuteというサブルーチンを定義しています。その中で、myTimeに時刻を設定し、Minute関数を使ってその時刻の分をmyMinuteに代入しています。最後に、結果をセルA1に表示しています。

まとめ

Minute関数は、指定された時刻の分を取得するために使用されます。是非活用してください。