構文
構文は以下の通りです。
Randomize [Expression]
解説
Randomizeステートメントは、ランダムな数値を生成するために使用されます。[Expression]はシード値を指定するためのオプションの引数であり、ランダムな値の生成に影響を与えます。[Expression]は省略することもでき、省略された場合はシステム時刻をシード値として使用します。
使い方
Randomizeステートメントを使用する事で、ランダムな値を生成するための初期化が行われます。シード値を指定したい場合は、[Expression]に数値を指定します。通常、プログラムの最初にRandomizeステートメントを配置することが推奨されます。これにより、毎回異なるランダムな数列が生成されます。
プログラミング例
以下に、Randomizeステートメントの具体的な使用例を示します。
Sub GenerateRandomNumber()
Randomize ' 初期化
Dim randomNumber As Integer
randomNumber = Int((100 * Rnd) + 1) ' 1から100までのランダムな数値を生成
MsgBox randomNumber
End Sub
Randomize ' 初期化
Dim randomNumber As Integer
randomNumber = Int((100 * Rnd) + 1) ' 1から100までのランダムな数値を生成
MsgBox randomNumber
End Sub
上記のプログラムでは、Randomizeステートメントによってランダムな値の初期化を行い、Rnd関数を使用してランダムな数値を生成しています。Int関数を使って小数点以下を切り捨て、1から100までの範囲でランダムな数値を生成しています。
まとめ
Randomizeステートメントを使用してランダムな値の初期化を行い、Rnd関数を使って具体的な乱数の生成を行います。是非活用してください。