構文
構文は以下の通りです。
ラベル名.Caption = "表示したい文字列"
解説
ラベル名は、フォームに配置したラベルの名前を指定します。Captionプロパティには、ラベルに表示したい文字列を指定します。この文字列は、ラベルのテキストとして表示されます。
使い方
具体的な使い方を紹介します。
Private Sub UserForm_Initialize()
' ラベルのCaptionを設定
Label1.Caption = "こんにちは、ExcelVBA!"
End Sub
' ラベルのCaptionを設定
Label1.Caption = "こんにちは、ExcelVBA!"
End Sub
上記は、フォーム上に配置したラベルにCaptionプロパティを使用して表示する文字列を設定しています。"こんにちは、ExcelVBA!"という文字列がラベルに表示されます。
プログラミング例
以下に、プログラミング例を幾つか紹介します。
例1: インプットボックスの値をラベルに表示する
Private Sub CommandButton1_Click()
Dim inputText As String
inputText = InputBox("テキストを入力してください:", "入力")
Label1.Caption = "入力されたテキスト: " & inputText
End Sub
Dim inputText As String
inputText = InputBox("テキストを入力してください:", "入力")
Label1.Caption = "入力されたテキスト: " & inputText
End Sub
この例では、ボタンをクリックするとインプットボックスが表示され、入力されたテキストがラベルに表示されます。
例2: ランダムな数値を生成してラベルに表示する
Private Sub CommandButton1_Click()
Dim randomNumber As Integer
Randomize
randomNumber = Int((100 - 1 + 1) * Rnd + 1)
Label1.Caption = "生成されたランダムな数値: " & randomNumber
End Sub
Dim randomNumber As Integer
Randomize
randomNumber = Int((100 - 1 + 1) * Rnd + 1)
Label1.Caption = "生成されたランダムな数値: " & randomNumber
End Sub
この例では、ボタンをクリックすると1から100までのランダムな数値が生成され、ラベルに表示されます。
例3: 日付と時刻を表示する
Private Sub UserForm_Initialize()
Label1.Caption = "現在の日時: " & Now
End Sub
Label1.Caption = "現在の日時: " & Now
End Sub
フォームが初期化されると、現在の日付と時刻がラベルに表示されます。
まとめ
フォーム内のラベルに表示する文字列を設定するには、LabelObject.Captionプロパティを使用します。LabelObject.Caption = "表示したい文字列"の構文を用いて、ラベルにテキストを表示します。ラベルを使ってフォームのインタフェースを豊かにし、ユーザーフレンドリーなアプリケーションを作成することができます。