教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

【ExcelVBA 関数】Quit関数の使い方を教えて!

構文

構文は以下の通りです。

Quit

解説

Quit関数は、即座にプログラムを終了させる場合に使います。引数を取りません。

使い方

具体的な使い方を紹介します。

Sub Main()
    ' 何らかの処理
    If 条件 Then
        Quit
    End If
    ' 続く処理
    ・・・・・・・・・
End Sub

上記の例では、特定の条件が満たされた場合にQuit関数を呼び出し、プログラムを終了します。条件の部分には、プログラムを終了するための条件式や変数を指定します。条件が真である場合にQuit関数が実行され、それ以降の処理はスキップされます。

プログラミング例

以下に、プログラミング例を紹介します。

Sub GradeCheck()
    Dim score As Integer
    ' テストの点数を入力
    score = InputBox("テストの点数を入力してください")
    ' 点数が60点未満の場合は終了
    If score < 60 Then
        MsgBox "不合格です"
        Quit
    End If
    ' 点数に応じたメッセージを表示
    If score < 70 Then
        MsgBox "合格ですが、もう少し頑張りましょう"
    Else
        MsgBox "合格です。おめでとうございます!"
    End If
End Sub

上記の例では、テストの点数を入力し、その点数に基づいて合格か不合格かを判定します。点数が60点未満の場合には「不合格です」と表示され、Quit関数によってプログラムが終了します。それ以外の場合には、点数に応じたメッセージが表示されます。

まとめ

Quit関数は、プログラムを即座に終了するために使用されます。特定の条件が満たされた場合にQuit関数を呼び出し、プログラムを終了させることができます。のQuit関数を使えば、プログラムの特定の条件下での終了をスムーズに実現することができます。是非活用してください。