即座にプログラムを終了させするには「Quit」関数を使います。
構文
構文は以下の通りです。
Quit
解説
Quit関数は引数を取りません。単純にQuitというキーワードを使用するだけで、プログラムを終了します。
使い方
Quit関数は、プログラムを即座に終了するため、通常は特定の条件下で使用されます。以下に、Quit関数の使い方の一般的な例を示します。
Sub Main()
' 何らかの処理
If 条件 Then
Quit
End If
' 続く処理
・・・・・・・・・
End Sub
' 何らかの処理
If 条件 Then
Quit
End If
' 続く処理
・・・・・・・・・
End Sub
上記の例では、特定の条件が満たされた場合にQuit関数を呼び出し、プログラムを終了します。条件の部分には、プログラムを終了するための条件式や変数を指定します。条件が真である場合にQuit関数が実行され、それ以降の処理はスキップされます。
プログラミング例
具体的なプログラミング例を示します。
Sub GradeCheck()
Dim score As Integer
' テストの点数を入力
score = InputBox("テストの点数を入力してください")
' 点数が60点未満の場合は終了
If score < 60 Then
MsgBox "不合格です"
Quit
End If
' 点数に応じたメッセージを表示
If score < 70 Then
MsgBox "合格ですが、もう少し頑張りましょう"
Else
MsgBox "合格です。おめでとうございます!"
End If
End Sub
Dim score As Integer
' テストの点数を入力
score = InputBox("テストの点数を入力してください")
' 点数が60点未満の場合は終了
If score < 60 Then
MsgBox "不合格です"
Quit
End If
' 点数に応じたメッセージを表示
If score < 70 Then
MsgBox "合格ですが、もう少し頑張りましょう"
Else
MsgBox "合格です。おめでとうございます!"
End If
End Sub
上記の例では、テストの点数を入力し、その点数に基づいて合格か不合格かを判定します。点数が60点未満の場合には「不合格です」と表示され、Quit関数によってプログラムが終了します。それ以外の場合には、点数に応じたメッセージが表示されます。
まとめ
ExcelVBAのQuit関数は、プログラムを即座に終了するために使用されます。特定の条件が満たされた場合にQuit関数を呼び出し、プログラムを終了させることができます。のQuit関数を使えば、プログラムの特定の条件下での終了をスムーズに実現することができます。是非、これらの指示を参考にしてExcelVBAのプログラミングを楽しんでください。