マクロやVBAをボタンに割り当てる事で、ボタンをクリックするだけで処理が実行される様に設定できます。また、マクロやVBAに不慣れなユーザに対しても、視覚的でわかりやすくなるので、操作や業務の引継ぎの簡素化にも役立てる事ができます。その設定方法について紹介します。
設定方法
(1)Excelを起動します。
(2)メニューにある「開発」タブをクリックします。
※開発タブが無い場合はこちらの手順を参考に開発タブを表示して下さい。
(3)コントロールにある「挿入」をクリックします。
(4)フォームコントロールが表示されるのでボタンをクリックします。
(5)シート上の適当な場所(任意の場所)を指定してマウスの左ボタンを押したままドラッグします。(マウスポインタは+になります。)
※ドラッグの大きさにより、ボタンの大きさが決まります。(後から大きさを調整する事もできます。)
(6)マクロの登録画面が開きます。
(7)マクロ名よりボタンに設定するマクロを選択し、『OK』ボタンをクリックします。
※今回は例としてテストマクロをボタンに設定するため、テストを選択します。
※テストマクロ(プログラム)は予め作成しておく必要があります。マクロ/VBAの作成方法についてはこちらを参考にして下さい。
※『キャンセル』ボタンをクリックすると、ボタンにマクロを設定せずに画面を閉じる事ができます。(後からボタンにマクロを設定する事もできます。)
(8)ボタンが表示され、テストマクロがボタンに設定されます。
※ボタンをクリックすると、テストマクロが実行されます。
マクロ/VBAをボタンに割り当てる方法についての説明は以上です。