構文
構文は以下の通りです。
解説
DateDiff関数は、2つの指定した日付の時間間隔を表す値を返します。
●interval:計算する期間の単位を指定します。以下によく使用される単位を示します。
"yyyy" | 年単位 |
"q" | 四半期単位 |
"m" | 月単位 |
"y" | 日単位(年を無視した日数) |
"w" | 週単位 |
"d" | 日単位 |
"h" | 時間単位 |
"n" | 分単位 |
"s" | 秒単位 |
●date1:期間の開始日を指定します。
●date2:期間の終了日を指定します。
●firstdayofweek(オプション):週の最初の日を指定します。省略した場合は、システムの設定に従います。
●firstweekofyear(オプション):年の最初の週を指定します。省略した場合は、システムの設定に従います。
使い方
1.DateDiff関数を使用するためには、VBAコードの中で関数を呼び出す必要があります。以下のように書きます。
2.次に、intervalパラメータを適切な値に設定します。例えば、日単位で期間を計算したい場合は "d" を指定します。
3.date1とdate2には、計算したい期間の開始日と終了日を指定します。日付はVBAのDate型や文字列形式で指定できます。
4.オプションのパラメータ firstdayofweek と firstweekofyear は必要に応じて指定します。
プログラミング例
以下に、DateDiff関数の具体的なプログラミング例を示します。
Dim startDate As Date
Dim endDate As Date
Dim duration As Long
startDate = #1/1/2023# ' 開始日を指定します。
endDate = #12/31/2023# ' 終了日を指定します。
' 日単位で期間を計算します。
duration = DateDiff("d", startDate, endDate)
' 結果を表示します。
MsgBox "期間の日数は " & duration & " 日です。"
End Sub
上記のプログラムでは、startDateに2023年1月1日、endDateに2023年12月31日を指定しています。そして、DateDiff関数を使用して日単位の期間を計算し、duration変数に結果を格納します。最後に、MsgBox関数を使用して結果を表示します。
まとめ
DateDiff関数は、日付の間の期間を計算するために便利な機能です。この関数を使用することで、日数や時間、分、秒などの単位で期間を計算することができます。