【ExcelVBA 関数】WeekdayName関数の使い方を教えて！

構文
使い方
プログラミング例
まとめ

構文

構文は以下の通りです。

WeekdayName(曜日, [曜日名の省略], [週の開始曜日])

解説

WeekdayName関数は、曜日の名前を返す関数です。

引数	指定	内容
曜日	必須	Weekday関数で取得した値を指定します。
曜日名の省略	省略可	曜日名を省略するか否かを指定します。Trueを指定すると曜日名を省略し、Falseを指定すると曜日名を省略しません。既定値はFalseです。
週の開始曜日	省略可	週の最初の曜日を何曜日にするか指定します。既定値は日曜日です。設定値を以下で紹介します。

週の開始曜日には以下の設定値が指定できます。

定数	値	内容
vbSunday	1	日曜日（既定値）
vbMonday	2	月曜日
vbTuesday	3	火曜日
vbWednesday	4	水曜日
vbThursday	5	木曜日
vbFriday	6	金曜日
vbSaturday	7	土曜日

使用例

WeekdayName(Weekday("2017/1/1"))
WeekdayName(Weekday("2017/1/1"), False)
WeekdayName(Weekday("2017/1/1"), True)
WeekdayName(Weekday("2017/1/1"), False, vbSunday)
WeekdayName(Weekday("2017/1/1"), False, 2)

使い方

具体的な使い方を紹介します。

（例1）曜日名の取得

小学校の授業で、曜日を使った計画をたてる場面が多いですよね。例えば、月曜日は算数、火曜日は国語といったように。WeekdayNameを使って、簡単に曜日名を取得できます。

Sub 曜日の取得()
Dim today As Integer
today = Weekday(Date) ' 今日の曜日を取得
Dim todayName As String
todayName = WeekdayName(today, True) ' 今日の短縮曜日名を取得
MsgBox "今日は" & todayName & "曜日です。"
End Sub

（例2）曜日の取得（短縮なし）

短縮された曜日名ではなく、通常の曜日名を取得する場合は、abbreviate引数を省略するかFalseにします。

Sub 曜日の取得_短縮なし()
Dim today As Integer
today = Weekday(Date) ' 今日の曜日を取得
Dim todayName As String
todayName = WeekdayName(today, False) ' 今日の通常の曜日名を取得
MsgBox "今日は" & todayName & "曜日です。"
End Sub

プログラミング例

以下に、プログラミング例を紹介します。

Sub GreetByDay()
Dim dayNumber As Integer
Dim dayName As String
' 現在の曜日を取得
dayNumber = Weekday(Now)
dayName = WeekdayName(dayNumber, True)
' 曜日に応じて異なるメッセージを表示
Select Case dayNumber
Case 1
MsgBox "今日は" & dayName & "。頑張りましょう！"
Case 5
MsgBox "もうすぐ週末の" & dayName & "！"
Case Else
MsgBox "今日は" & dayName & "です。"
End Select
End Sub

このプログラムは、実行されると現在の曜日に合わせたメッセージを表示します。