教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

【ExcelVBA フォーム&コントロール】複数行を入力できるテキストボックスを作成する方法を教えて!

構文

構文は以下の通りです。

テキストボックス名.MultiLine = True / False

解説

MultiLineプロパティをTrueに設定すると、テキストボックスが複数行入力に対応します。ユーザーはテキストボックス内で改行を入力でき、複数の行にわたるテキストを入力することができます。これは通常、メモや詳細な情報の入力に便利です。また、Falseに設定すると、テキストボックスが単一行入力モードになります。ユーザーはテキストボックス内で改行を入力できず、1行のテキストのみを入力できます。これは、通常のテキスト入力や数値の入力など、単一行の情報を収集する場合に使用されます。

使い方

具体的な使い方を紹介します。

1.複数行入力を有効にする

ユーザーが複数の行にわたるテキストを入力できるようにする場合の記述です。

UserForm1.TextBox1.MultiLine = True

2.複数行入力を無効にする

単一行のテキスト入力ボックスにする場合の記述です。

UserForm1.TextBox1.MultiLine = False

プログラミング例

以下に、プログラミング例を紹介します。

Private Sub UserForm_Initialize()
    If SomeCondition = True Then
        ' 条件が満たされた場合、複数行入力を可とする
        TextBox1.MultiLine = True
    Else
        ' 条件が満たされない場合、複数行入力を不可とする
        TextBox1.MultiLine = False
    End If
End Sub

上記は、特定の条件が満たされた場合に、テキストボックスに複数行入力を可能とし、条件が満たされない場合に、テキストボックスに複数行入力不可とする例です。

まとめ

複数行入力可能なテキストボックスを作成し、ユーザーフォームを通じてユーザーに利用させることができます。この機能を使えば、データ入力や情報収集のプロジェクトにおいて、柔軟かつ使いやすいユーザーインターフェースを提供できます。是非活用してください。