マウスホイールをズーム機能に設定する方法について説明します。
【目次】
構文
記述方法は、以下の通りとなります。
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Application.RollZoom = True
Application.RollZoom = False
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[説明]:
マウスホイールをズーム機能に設定するには「Application.RollZoom = True」と記述します。また、ズーム機能を元に戻す場合には「Application.RollZoom = False」と記述します。内容を纏めると、「マウスホイールをズーム機能に設定して下さい。又は、元に戻して下さい。」との意味になります。
使い方
使い方について、具体的に説明していきます。
マウスホイールをズーム機能に設定する方法
マウスホイールをズーム機能に設定する方法について説明します。
[記述例]:
※以下の記述例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方については、VBEの開き方を参考にして下さい。
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Sub サンプル()
Application.RollZoom = True
End Sub
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「マウスホイールをズーム機能に設定して下さい。」との意味になります。
[実行例]:
(実行前)
※通常の大きさで画面が表示されている。
(実行後)
※マウスホイールを動かす事で、画面サイズが大きくなったり小さくなったりする。
マウスホイールをズーム機能に設定する方法についての説明は以上です。
マウスホイールのズーム機能を元に戻す方法
マウスホイールのズーム機能を元に戻す方法について説明します。
[記述例]:
※以下の記述例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方については、VBEの開き方を参考にして下さい。
-------------------------------------------------
Sub サンプル()
Application.RollZoom = False
End Sub
-------------------------------------------------
「マウスホイールのズーム機能を元に戻して下さい。」との意味になります。
[実行例]:
(実行前)
※通常の大きさで画面が表示されている。
(実行後)
※マウスホイールを動かしても画面サイズは変わらない。(通常通りスクロール機能に戻る)
マウスホイールのズーム機能を元に戻す方法についての説明は以上です。
おわりに
今回はマウスホイールをズーム機能に設定する方法について説明しました。ホイールのズーム機能はブック内でのみ有効となります。注意して下さい。