構文
構文は以下の通りです。
Application.RollZoom(変更量)
解説
ApplicationはExcelアプリケーションそのものを指し示し、RollZoomはズームレベルを変更するメソッドです。変更量には、ズームレベルを増減させるための数値を指定します。正の値を指定すると拡大され、負の値を指定すると縮小されます。
使い方
以下に、具体的な使い方を紹介します。
Sub ZoomIn()
Application.RollZoom(1)
End Sub
Application.RollZoom(1)
End Sub
上記の例では、ズームレベルを1増やしています。必要に応じて、増やす数値を変更することができます。同様に、縮小したい場合は負の値を指定します。
プログラミング例
以下に、実際のプログラミング例を示します。
Sub ZoomOut()
Dim zoomLevel As Integer
zoomLevel = InputBox("ズームレベルを入力してください:", "ズームアウト")
Application.RollZoom(-zoomLevel)
End Sub
Dim zoomLevel As Integer
zoomLevel = InputBox("ズームレベルを入力してください:", "ズームアウト")
Application.RollZoom(-zoomLevel)
End Sub
上記の例では、InputBox関数を使ってユーザーにズームレベルを入力してもらい、それをマイナスの値に変換してApplication.RollZoomに渡しています。ユーザーは入力ダイアログボックスに表示されるメッセージに従って、ズームレベルを指定することができます。
まとめ
Application.RollZoomは、Excelのズームレベルを変更する機能です。自分の作業中のExcelファイルの表示倍率を簡単に調整することができます。入力する値をマイナスに指定することで、ズームレベルで縮小することもできます。是非活用してください。