マウスホイールをズーム機能に設定する方法について紹介します。
構文
記述方法は以下の通りとなります。
Application.RollZoom = True or False
[説明]:
マウスホイールをズーム機能に設定するには
「Application.RollZoom = True」
と記述します。また、ズーム機能を元に戻す場合には
「Application.RollZoom = False」
と記述します。
使い方
使い方について具体的に説明します。
マウスホイールをズーム機能に設定する方法
マウスホイールをズーム機能に設定する方法について説明します。
[プログラミング例]:
Sub サンプル①()
Application.RollZoom = True
End Sub
内容は、「マウスホイールをズーム機能に設定して下さい。」との意味になります。
※上記のプログラミング例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方についてはこちらを参考にして下さい。
[実行例]:
①<サンプル①>ボタンをクリックします。
②上記①実行後にマウスホイールを動かすと、画面サイズが大きくなったり小さくなったりします。(※マウスホイールがスクロール機能からズーム機能に変更されました。)
[サンプル]:
上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。
マウスホイールをズーム機能に設定する方法についての説明は以上です。
マウスホイールのズーム機能を元に戻す方法
マウスホイールのズーム機能を元に戻す方法について説明します。
[プログラミング例]:
Sub サンプル②()
Application.RollZoom = False
End Sub
内容は、「マウスホイールのズーム機能を元に戻して下さい。」との意味になります。
※上記のプログラミング例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方についてはこちらを参考にして下さい。
[実行例]:
①<サンプル②>ボタンをクリックします。
②上記①実行後にマウスホイールを動かしても画面サイズは変わりません。(※マウスホイールのズーム機能を元に戻したため、通常スクロール機能に戻りました。)
[サンプル]:
上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。
マウスホイールのズーム機能を元に戻す方法についての説明は以上です。
おわりに
今回はマウスホイールをズーム機能に設定する方法について説明しました。ホイールのズーム機能はブック内でのみ有効となります。注意して下さい。