構文
構文は以下の通りです。
スクロールバー名.SmallChange = 値
解説
スクロールバーの両端にある矢印ボタンをクリックした時のスクロール幅を設定するには、SmallChangeプロパティを使用します。値にはスクロール幅を設定します。これにより、スクロールバーが1回の移動でどれだけ移動するかが決まります。
使い方
具体的な使い方を紹介します。
Private Sub UserForm_Initialize()
' フォーム初期化時にスクロール単位を設定
Me.ScrollBar1.SmallChange = 20
End Sub
' フォーム初期化時にスクロール単位を設定
Me.ScrollBar1.SmallChange = 20
End Sub
このようにすることで、フォームが初期化される際にスクロール単位が20に設定されます。
プログラミング例
以下に、プログラミング例を紹介します。
Private Sub UserForm_Initialize()
' フォームが初期化される際に実行されるコード
Me.ScrollBar1.SmallChange = 1 ' スクロールボックスのスクロール幅を1に設定
End Sub
Private Sub ScrollBar1_Change()
' スクロールボックスの値が変更された際に実行されるコード
' ここに適当な処理を追加
End Sub
' フォームが初期化される際に実行されるコード
Me.ScrollBar1.SmallChange = 1 ' スクロールボックスのスクロール幅を1に設定
End Sub
Private Sub ScrollBar1_Change()
' スクロールボックスの値が変更された際に実行されるコード
' ここに適当な処理を追加
End Sub
この例では、ScrollBar1はスクロールボックスのコントロール名です。必要に応じて、実際のコントロール名に合わせて変更してください。SmallChangeプロパティの値を適切に設定することで、スクロールボックスのスクロール時の小刻みの変更量を調整できます。
まとめ
スクロールバーの両端にある矢印ボタンをクリックした時のスクロール幅を設定するには、SmallChangeプロパティを使用します。設定したスクロール幅に基づいて、ユーザーがスクロールバーを操作すると、指定された大きさでのスクロールが行われます。是非活用してください。