教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

【ExcelVBA 印刷】ヘッダーを設定する方法について教えて!

構文

構文は以下の通りです。

Worksheet.PageSetup.LeftHeader = "テキスト"
Worksheet.PageSetup.CenterHeader = "テキスト"
Worksheet.PageSetup.RightHeader = "テキスト"

解説

「PageSetup.LeftHeader」「PageSetup.CenterHeader」「PageSetup.RightHeader」のプロパティを使用することで、ヘッダーの配置を制御することができます。それぞれのプロパティを使って、左側、中央、右側にテキストを配置することができます。ヘッダーに表示したいテキストは、ダブルクォーテーションで囲んで指定します。

使い方

以下に、具体的な使い方を紹介します。

Sub SetHeaders()
    Worksheets("Sheet1").PageSetup.LeftHeader = "左のヘッダー"
    Worksheets("Sheet1").PageSetup.CenterHeader = "中央のヘッダー"
    Worksheets("Sheet1").PageSetup.RightHeader = "右のヘッダー"
End Sub

上記の例では、"Sheet1"という名前のワークシートの左側のヘッダーに「左のヘッダー」、中央のヘッダーに「中央のヘッダー」、右側のヘッダーに「右のヘッダー」を設定しています。

プログラミング例

以下のプログラム例では、ヘッダーの配置を動的に変更する方法を示します。

Sub ChangeHeaders()
    Dim ws As Worksheet
    Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")
    Dim headerText As String
    headerText = InputBox("ヘッダーテキストを入力してください")
    ws.PageSetup.LeftHeader = headerText
    ws.PageSetup.CenterHeader = headerText
    ws.PageSetup.RightHeader = headerText
End Sub

上記の例では、ユーザーにヘッダーテキストを入力してもらい、その入力されたテキストを左側、中央、右側のヘッダーに設定しています。

まとめ

「PageSetup.LeftHeader」「PageSetup.CenterHeader」「PageSetup.RightHeader」プロパティを使用することで、ワークシートの印刷時にヘッダー情報を配置することができます。これにより、印刷物に必要な情報やタイトルをヘッダーに表示することができます。是非活用してください。