構文
構文は以下の通りです。
解説
ChDriveを使用することで、指定したドライブを作業ドライブに変更することができます。ドライブ文字は変更したいドライブを表す文字列です。ドライブ文字には、AからZまでの英字を使用することができます。
使い方
以下に、ChDriveの使い方を簡単なステップで説明します。
1.ChDriveを使用する前に、必要なドライブ文字を指定します。例えば、Dドライブを指定する場合は、「D:」となります。
2.ChDriveを使用して、作業ドライブを変更します。以下のような形式でコードを記述します。
ChDrive "D:"
3.変更後の作業ドライブでファイルの操作を行います。
プログラミング例
例えば、指定したドライブのフォルダ内にあるファイルの一覧を取得したい場合を紹介します。まずは、以下のようなコードでChDriveを使用してドライブを変更します。
Dim targetDrive As String
Dim fileName As String
targetDrive = "D:"
ChDrive targetDrive
fileName = Dir(targetDrive & "\*.*")
Do While fileName <> ""
' ファイル名の表示など、必要な処理を行う
Debug.Print fileName
fileName = Dir()
Loop
End Sub
上記のコードでは、まず「targetDrive」に指定したドライブを設定しています。そして、ChDriveを使用してドライブを変更し、その後、Dir関数を使用して指定したドライブ内のファイル名を取得します。Do Whileループを使って、取得したファイル名を順に表示したり、必要な処理を行ったりすることができます。
このプログラムを実行すると、指定したドライブ(例ではDドライブ)内のファイル名が順に表示されます。必要に応じて、表示したファイル名に対して追加の処理を行うこともできます。
まとめ
ChDriveを使用することで、指定したドライブを作業ドライブに変更し、そのドライブ内でファイルの操作を行うことができます。是非活用してください。