教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

【ExcelVBA 関数】ChDriveステートメントの使い方を教えて!

構文

構文は以下の通りです。

ChDrive ”ドライブ”

解説

ChDriveを使用することで、指定したドライブを作業ドライブに変更することができます。

引数 指定 内容
ドライブ 必須 変更するドライブ名を指定します。AからZまでの英字を使用することができます。引用符(")で囲む必要があります。

使用例

ChDrive "D:"

使い方

以下に、ChDriveの使い方を簡単なステップで説明します。

1.ChDriveを使用する前に、必要なドライブ文字を指定します。

例えば、Dドライブを指定する場合は、「D:」となります。

2.ChDriveを使用して、作業ドライブを変更します。

以下のような形式でコードを記述します。

ChDrive "D:"

3.変更後の作業ドライブでファイルの操作を行います。

プログラミング例

以下に、プログラミング例を紹介します。

Sub GetFilesInDrive()
    Dim targetDrive As String
    Dim fileName As String
    targetDrive = "D:"
    ChDrive targetDrive
    fileName = Dir(targetDrive & "\*.*")
    Do While fileName <> ""
        ' ファイル名の表示など、必要な処理を行う
        Debug.Print fileName
        fileName = Dir()
    Loop
End Sub

上記のコードでは、まず「targetDrive」に指定したドライブを設定しています。そして、ChDriveを使用してドライブを変更し、その後、Dir関数を使用して指定したドライブ内のファイル名を取得します。Do Whileループを使って、取得したファイル名を順に表示したり、必要な処理を行ったりすることができます。このプログラムを実行すると、指定したドライブ(例ではDドライブ)内のファイル名が順に表示されます。必要に応じて、表示したファイル名に対して追加の処理を行うこともできます。

まとめ

ChDriveを使用することで、指定したドライブを作業ドライブに変更し、そのドライブ内でファイルの操作を行うことができます。是非活用してください。