教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

【ExcelVBA 関数】UBound関数の使い方を教えて!

構文

構文は以下の通りです。

UBound(配列, [次元])

解説

UBound関数は、配列の最大インデックスを返します。

引数 指定 内容
配列 必須 最大のインデックスを取得したい配列を指定します。
次元 省略可 最大のインデックスを取得したい次元を指定します。省略すると、1次元目のインデックスが返されます。

使用例

配列 = Array("A", "B", "C", "D", "E")
UBound(配列)

使い方

UBound関数を使用する際には、次の手順に従ってください。

1.配列を宣言し、要素を格納します。

Dim 数値配列(1 To 5) As Integer
数値配列(1) = 10
数値配列(2) = 20
数値配列(3) = 30
数値配列(4) = 40
数値配列(5) = 50

2.UBound関数を使用して、配列の最大のインデックスを取得します。

Dim 最大インデックス As Integer
最大インデックス = UBound(数値配列)

最大インデックスには、指定した配列の最大のインデックスが格納されます。

プログラミング例

以下に、UBound関数の使い方を示す簡単なプログラミング例を示します。この例では、数値配列の最大のインデックスを取得し、メッセージボックスで表示します。

Sub UBoundFunctionExample()
    Dim 数値配列(1 To 5) As Integer
    Dim 最大インデックス As Integer
    数値配列(1) = 10
    数値配列(2) = 20
    数値配列(3) = 30
    数値配列(4) = 40
    数値配列(5) = 50
    最大インデックス = UBound(数値配列)
    MsgBox "最大のインデックスは " & 最大インデックス & " です。"
End Sub

この例では、数値配列の最大のインデックスが5であるため、メッセージボックスに以下のような表示がされます。最大のインデックスは 5 です。

まとめ

UBound関数は、配列の最大のインデックスを取得するための便利な関数です。この関数を使用することで、配列の要素数やループ処理において正確な操作を行うことができます。是非活用してください。