Array関数を使用したプログラミング例を紹介します。
例題
プログラム中に配列("北海道", "茨城県", "栃木県", "群馬県", "東京都", "京都府", "大阪府")を記述しておきます。抽出条件(A2セル)には「道・都・府・県」が選択できる様にプルダウンリストをセットします。この抽出条件からいずれかを選択し、<実行>ボタンをクリックします。抽出条件で選択した内容と配列に含まれる都道府県名の下1桁が一致した場合、結果欄(B列)に都道府県名を表示します。
[実行前]:
[実行後]:
プログラミング
プログラミングは以下の通りとなります。
[記述例]:
Sub サンプル()
Dim 行 As Long
Dim 番号 As Long
Dim 配列 As Variant
Range("B2:B5").ClearContents
配列 = Array("北海道", "茨城県", "栃木県", "群馬県", "東京都", "京都府", "大阪府")
行 = 2
For 番号 = 0 To 6
If (Right(配列(番号), 1) = Range("A2")) Then
Range("B" & 行) = 配列(番号)
行 = 行 + 1
End If
Next
End Sub
内容を説明すると、
「最初にArray関数を使用して配列に"北海道", "茨城県", "栃木県", "群馬県", "東京都", "京都府", "大阪府")をセットします。次にFor~Next文で処理をループさせます。ループさせる中で、配列に含まれる都道府県名の下1桁と抽出条件(A2セル)が一致するものを結果欄(B列)にセットして下さい。」
との意味になります。
ダウンロード
上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。