教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

【ExcelVBA 関数】LBound関数の使い方を教えて!

構文

構文は以下の通りです。

LBound(配列[, 次元])

解説

LBound関数は、配列の最小のインデックスを返すためのVBA関数です。
●配列:最小のインデックスを取得したい配列を指定します。
●次元(オプション):配列が多次元の場合、最小のインデックスを取得したい次元を指定します。省略した場合は、デフォルトの次元(1次元目)が使用されます。

使い方

LBound関数を使用する際には、次の手順に従ってください。

1.VBAのプロシージャ内で、最小のインデックスを取得したい配列を宣言します。例えば、次のように配列を宣言して値を代入します。

Dim 配列名() As データ型
配列名 = Array(要素1, 要素2, ... , 要素N)

2.LBound関数を使用して、配列の最小のインデックスを取得します。以下はその例です。

Dim 最小インデックス As Long
最小インデックス = LBound(配列名)

最小インデックスには、配列の最小のインデックスが格納されます。

プログラミング例

以下に、LBound関数の使い方を示す簡単なプログラミング例を示します。この例では、配列の最小のインデックスを取得し、結果をメッセージボックスで表示します。

Sub LBoundFunctionExample()
    Dim myArray(1 To 5) As Integer
    Dim minIndex As Long
    minIndex = LBound(myArray)
    MsgBox minIndex
End Sub

この例では、配列の最小のインデックスが「1」であるため、メッセージボックスに「1」と表示されます。

まとめ

LBound関数は、配列の最小のインデックスを取得するための便利な関数です。LBound関数を使用することで、配列の範囲を正確に指定することができます。是非活用してください。