構文
構文は以下の通りです。
LBound(配列[, 次元])
解説
LBound関数は、配列の最小のインデックスを返すためのVBA関数です。
●配列:最小のインデックスを取得したい配列を指定します。
●次元(オプション):配列が多次元の場合、最小のインデックスを取得したい次元を指定します。省略した場合は、デフォルトの次元(1次元目)が使用されます。
使い方
LBound関数を使用する際には、次の手順に従ってください。
1.VBAのプロシージャ内で、最小のインデックスを取得したい配列を宣言します。例えば、次のように配列を宣言して値を代入します。
Dim 配列名() As データ型
配列名 = Array(要素1, 要素2, ... , 要素N)
配列名 = Array(要素1, 要素2, ... , 要素N)
2.LBound関数を使用して、配列の最小のインデックスを取得します。以下はその例です。
Dim 最小インデックス As Long
最小インデックス = LBound(配列名)
最小インデックス = LBound(配列名)
最小インデックスには、配列の最小のインデックスが格納されます。
プログラミング例
以下に、LBound関数の使い方を示す簡単なプログラミング例を示します。この例では、配列の最小のインデックスを取得し、結果をメッセージボックスで表示します。
Sub LBoundFunctionExample()
Dim myArray(1 To 5) As Integer
Dim minIndex As Long
minIndex = LBound(myArray)
MsgBox minIndex
End Sub
Dim myArray(1 To 5) As Integer
Dim minIndex As Long
minIndex = LBound(myArray)
MsgBox minIndex
End Sub
この例では、配列の最小のインデックスが「1」であるため、メッセージボックスに「1」と表示されます。
まとめ
LBound関数は、配列の最小のインデックスを取得するための便利な関数です。LBound関数を使用することで、配列の範囲を正確に指定することができます。是非活用してください。