IsError関数を使用したプログラミング例を紹介します。
例題
値1/値2(C列)には値1(A列)を値2(B列)で割り算した結果が表示されており、結果がエラーになった場合にはエラー表示(#DIV/0!、#VALUE!等)がされています。<実行>ボタンをクリックした場合、C列の内容がエラーか否かを判断し、結果をD列に表示します。エラーの場合には”エラーです。”を、エラー以外の場合には”エラーではありません。”をD列に表示します。
[実行前]:
[実行後]:
プログラミング
プログラミングは以下の通りとなります。
[記述例]:
Sub サンプル()
Dim 行 As Long
For 行 = 2 To 6
If (IsError(Range("C" & 行)) = True) Then
Range("D" & 行) = "エラーです。"
Else
Range("D" & 行) = "エラーではありません。"
End If
Next
End Sub
内容を説明すると、
C列の計算結果をIsError関数を使用してエラーか否かを判定します。判定した結果はD列にセットします。C列の値がエラーの場合はD列に”エラーです。”を、エラー以外の場合は”エラーではありません。”をセットして下さい。
との意味になります。
ダウンロード
上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。