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ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

【ExcelVBA プログラミング】(関数47)IsError関数のプログラミング例を教えて!

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IsError関数を使用したプログラミング例を紹介します。

 

 

例題

値1/値2(C列)には値1(A列)を値2(B列)で割り算した結果が表示されており、結果がエラーになった場合にはエラー表示(#DIV/0!、#VALUE!等)がされています。<実行>ボタンをクリックした場合、C列の内容がエラーか否かを判断し、結果をD列に表示します。エラーの場合には”エラーです。”を、エラー以外の場合には”エラーではありません。”をD列に表示します。

[実行前]:

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[実行後]:

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プログラミング

プログラミングは以下の通りとなります。

[記述例]:

Sub サンプル()

  Dim 行 As Long

  For 行 = 2 To 6
    If (IsError(Range("C" & 行)) = True) Then
      Range("D" & 行) = "エラーです。"
    Else
      Range("D" & 行) = "エラーではありません。"
    End If
  Next

End Sub

内容を説明すると、

C列の計算結果をIsError関数を使用してエラーか否かを判定します。判定した結果はD列にセットします。C列の値がエラーの場合はD列に”エラーです。”を、エラー以外の場合は”エラーではありません。”をセットして下さい。

との意味になります。

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ダウンロード

上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。

drive.google.com