構文
構文は以下の通りです。
Worksheet.PageSetup.Zoom = 倍率
解説
PageSetup.Zoomプロパティは、Excelの印刷設定で使用されるZoom(拡大・縮小)の倍率を設定するためのプロパティです。Zoomプロパティには、設定したい倍率(%単位)を代入します。
使い方
以下に、具体的な使い方を紹介します。
Sub SetZoom()
Dim ws As Worksheet
Dim ps As PageSetup
' シートを選択(適宜、処理したいシート名に変更してください)
Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("シート名")
' PageSetupオブジェクトを取得
Set ps = ws.PageSetup
' Zoom倍率を指定(適宜、設定したい倍率に変更してください)
ps.Zoom = 80
' 画面に印刷プレビューを表示
ws.PrintPreview
End Sub
Dim ws As Worksheet
Dim ps As PageSetup
' シートを選択(適宜、処理したいシート名に変更してください)
Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("シート名")
' PageSetupオブジェクトを取得
Set ps = ws.PageSetup
' Zoom倍率を指定(適宜、設定したい倍率に変更してください)
ps.Zoom = 80
' 画面に印刷プレビューを表示
ws.PrintPreview
End Sub
上記のコード中の「シート名」や「80」の部分を、処理したいシートの名前や設定したいZoom倍率に適切に変更します。例えば、Zoom倍率を80%に設定したい場合は、ps.Zoom = 80の部分を記述します。
プログラミング例
具体的なプログラミング例を示します。
Sub SetZoomExample()
Dim ws As Worksheet
Dim ps As PageSetup
' シートを選択(処理したいシート名に変更してください)
Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")
' PageSetupオブジェクトを取得
Set ps = ws.PageSetup
' Zoom倍率を指定(50%に設定)
ps.Zoom = 50
' 画面に印刷プレビューを表示
ws.PrintPreview
End Sub
Dim ws As Worksheet
Dim ps As PageSetup
' シートを選択(処理したいシート名に変更してください)
Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")
' PageSetupオブジェクトを取得
Set ps = ws.PageSetup
' Zoom倍率を指定(50%に設定)
ps.Zoom = 50
' 画面に印刷プレビューを表示
ws.PrintPreview
End Sub
まとめ
PageSetup.Zoomプロパティを使用することで、Excel VBAで印刷時の表示倍率を設定することができます。是非活用してください。