Access(Microsoft Access)を使用したテーブルの作り方について以下で説明します。
【目次】
作成テーブル(サンプル)
今回作成するAccessテーブルは以下の様なテーブルとなります。
[テーブル名]
T_従業員
[フィールド名]
・氏名(文字型)
・番号(文字型)
・部署(文字型)
・性別(文字型)
・年齢(数値型)
Accessテーブルの作り方
(1)AccessDBファイルを開きます。
今回はC:\テストにAccessDBである従業員.accdbが登録されている事を前提に説明します。よって、従業員.accdbをダブルクリックしてファイルを開きます。
※AccessDBの作り方についてはこちらを参照して下さい。
(2)従業員.accdbが開くので、メニューにある[作成]をクリックします。
(3)[作成]の中が展開されるので、展開された中から[テーブル]をクリックします。
(4)仮テーブルとして、画面左側にテーブル名:テーブル1が作成され、画面右側にテーブルの中身が表示されます。
(5)画面上部の[表示]をクリックします。
(6)[表示]の中が展開されるので、[デザインビュー]をクリックします。
(7)テーブル名画面が表示されます。今回はテーブル名を「T_従業員」とするため、現在入力されている「テーブル1」→「T_従業員」に変更します。
(8)テーブル名を「T_従業員」に変更した後に<OK>ボタンをクリックします。
(9)画面左側のテーブル名が「T_従業員」に変更された事が確認できます。また、画面右側のフィールド名に「ID」が表示されている事が確認できます。
(10)今回はこの「ID」フィールドは不要(使用しない)となるため削除します。削除するには鍵マークの上にカーソルを合わせてマウスの左クリックをします。
(11)鍵マークが反転するため、キーボードの<Delete>キーをクリックします。
(12)削除確認画面が表示されるので、<はい>ボタンをクリックします。
(13)フィールド名「ID」が削除された事が確認できます。
(14)今回作成するT_従業員テーブルのフィールド名は「氏名」「番号」「部署」「性別」「年齢」となるため、フィールド名に以下の内容で入力します。また、それぞれのフィールド名に対するデータ型を以下の内容で選択します。(※データ型とは、フィールド名に入力した項目をどの様なデータ型で扱うのか?を指定するリアとなります。例えば文字型として扱いたい場合には「短いテキスト」、数字として扱いたい場合には「数値型」、日付として扱いたい場合には「日付/時刻型」等を選択します。)
(15)画面上部の[表示]をクリックします。
(16)[表示]の中が展開されるので、[データシートビュー]をクリックします。
(17)保存確認画面が表示されるので、<はい>ボタンをクリックします。
(18)先程フィールド名に入力した「氏名」「番号」「部署」「性別」「年齢」が項目名となったT_従業員テーブルが作成されます。ここまでがテーブルの作り方となります。
(19)最後に作成したテーブルにデータを入力してみます。入力内容は以下の通りです。そうすると、この入力したデータがテーブルデータとして使用できるようになります。(※テーブルへのデータ入力は、1件目のデータを「氏名」→「番号」→「部署」→「性別」→「年齢」の順に入力すると、2件目のデータが入力できるようになります。)
Accessテーブルの作り方についての説明は以上です。
ダウンロード
上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。
おわりに
今回はAccessテーブルの作り方について説明しました。AccessではDBファイルを作成した後にテーブルを作成し、作成したテーブルにデータを登録する事になります。よって、DB作成とテーブル作成は一連必須の作業となりますので、予め覚えておいて下さい。