フォームにイメージを追加した場合、VBE画面左下のイメージプロパティ内にある[BackStyle]の使い方について紹介します。
イメージプロパティ内にあるBackStyleとは
以下のイメージプロパティ内の赤枠箇所が[BackStyle]となります。
[BackStyle]はイメージの背景のスタイルを設定する事ができます。
BackStyleに定義する設定値は、以下2パターンとなります。
定義 | 値 | 内容 |
fmBackStyleTransparent | 0 | 背景を透明にします。 |
fmBackStyleOpaque | 1 | 背景を不透明にします。 |
BackStyleを設定する方法
(1)イメージプロパティ内のBackStyleをクリックすると▼ボタンが表示されます。
(2)▼ボタンをクリックするとプルダウンリストが表示されます。(※プルダウンリストには上記の設定値一覧が表示されます。)
背景を透明にする(fmBackStyleTransparent)
(3)今回はイメージの背景を透明にするため「0-fmBackStyleTransparent」を選択し、一度フォーム上でクリックをした後、上部の<実行>ボタンをクリックします。
(4)イメージの背景色が透明になった事が確認できます。
背景を不透明にする(fmBackStyleOpaque)
(5)今回はイメージの背景を不透明にするため「1-fmBackStyleOpaque」を選択し、一度フォーム上でクリックをした後、上部の<実行>ボタンをクリックします。
(6)イメージの背景色が不透明になった事が確認できます。
BackStyleを設定する方法(背景のスタイルを設定)の説明は以上です。
おわりに
今回はBackStyleの設定方法について説明しました。状況に合わせて設定を行い、ユーザにとって使い勝手のよいフォームを作成する事を心掛けて下さい。また、その他のイメージプロパティの使い方はこちらを参考にして下さい。