IsNull関数を使用したプログラミング例を紹介します。
例題
<実行>ボタンをクリックした場合、値列に含まれる文字がNull値の場合は結果列に”●”、それ以外の場合は”×”を表示するプログラミング方法です。(※但し、通常セル内でNull値を扱う事ができないため、値列に”Null”の文字ががある場合はNull値に変換して判定します。)
[実行前]:
[実行後]:
プログラミング
プログラミングは以下の通りとなります。
[記述例]:
Sub サンプル()
Dim 行 As Long
Dim 値 As Variant
For 行 = 2 To 6
If (Range("A" & 行) = "Null") Then
値 = Null
Else
値 = Range("A" & 行)
End If
If (IsNull(値) = True) Then
Range("B" & 行) = "●"
Else
Range("B" & 行) = "×"
End If
Next
End Sub
内容を説明すると、
IsNull関数を使用して値列(A列)に含まれる文字がNull値の場合は結果列(B列)に”●”、それ以外の場合は”×”を表示して下さい。(※但し、通常セル内でNull値を扱う事ができないため、値列に”Null”の文字ががある場合はNull値に変換してから判定します。)
との意味になります。
※上記の記述例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方についてはこちらを参考にして下さい。また、ボタンにプログラム内容を割り当てるにはこちらを参考にして下さい。
ダウンロード
上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。