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ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

【ExcelVBA プログラミング】(関数43)IsNull関数のプログラミング例を教えて!

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IsNull関数を使用したプログラミング例を紹介します。

 

 

例題

値列(A列)に含まれる文字がNull値の場合は結果列(B列)に”●”、それ以外の場合は”×”を表示するプログラミング方法です。(※但し、通常セル内でNull値を扱う事ができないため、値列に”Null”の文字ががある場合はNull値に変換して判定します。)

[実行前]:

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[実行後]:

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プログラミング

プログラミングは以下の通りとなります。

[記述例]:

Sub サンプル()

  Dim 行 As Long
  Dim 値 As Variant

  For 行 = 2 To 6
    If (Range("A" & 行) = "Null") Then
      値 = Null
    Else
      値 = Range("A" & 行)
    End If
    If (IsNull(値) = True) Then
      Range("B" & 行) = "●"
    Else
      Range("B" & 行) = "×"
    End If
  Next

End Sub

内容を説明すると、

IsNull関数を使用して値列(A列)に含まれる文字がNull値の場合は結果列(B列)に”●”、それ以外の場合は”×”を表示して下さい。(※但し、通常セル内でNull値を扱う事ができないため、値列に”Null”の文字ががある場合はNull値に変換してから判定します。)

との意味になります。

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ダウンロード

上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。

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