フォームを閉じるにはUnloadステートメントを使用します。フォームを閉じるとフォームはメモリ上から削除されます。このフォームを閉じる方法について紹介します。
構文
記述方法は以下の通りとなります。
Unload [フォーム名]
[説明]:
フォームを閉じるには
「Unload[フォーム名]」
と記述します。
[フォーム名] | フォームに付けた名前(オブジェクト名)を記述します。 |
[記述例]:
Unload テスト
[サンプルフォーム]:
今回は以下のサンプルフォームを使用して説明します。
・フォームの作り方はこちらを参考にして下さい。
・フォーム名の付け方はこちらを参考にして下さい。
・フォームへのコマンドボタン設定はこちらを参考にして下さい。
・コメンドボタン名の付け方はこちらを参考にして下さい。
・コマンドボタンの表示文字を変更するにはこちらを参考にして下さい。
使い方
フォームを閉じるプログラミング例は以下の通りです。
[プログラミング例]:
Private Sub 閉じる_Click()
Unload テスト
End Sub
内容は、「フォーム名:テストを閉じて下さい。」との意味になります。
[実行例]:
①<実行>ボタンをクリックします。
②フォームが表示されるます。この表示されたフォームを閉じるため、<閉じる>ボタンをクリックします。(※<閉じる>ボタンには上記プログラミング例で説明したプログラムを登録しておきます。登録方法についてはコマンドボタンをクリックした時に実行されるプロシージャを作成する方法を参考にして下さい。)
③フォームが閉じます。
フォームを閉じる方法についての説明は以上です。
サンプル
上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。
おわりに
今回はフォームを閉じる方法について説明しました。フォームを扱う上では基本中の基本操作となります。是非覚えておいて下さい。