作成したフォームを表示(実行)する方法について説明します。
【目次】
構文
記述方法は、以下の通りとなります。
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[フォーム名].Show
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[説明]:
フォームを表示させるには「[フォーム名].Show 」と記述します。この内容をSubプロシージャやイベントプロシージャ中に記述して実行する事で、フォームを表示する事ができます。[フォーム名]にはフォームに付けたオブジェクト名を記述します。内容を纏めると、「[フォーム名]フォームを表示して下さい。」との意味になります。
[記述例]:
テスト.Show
使い方
使い方について、具体的に説明していきます。
[プログラミング例]:
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Sub サンプル()
テスト.Show
End Sub
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内容は、「テストと言う名前のフォームを表示して下さい。」との意味になります。
※上記のプログラミング例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方についてはこちらを参考にして下さい。
[実行例]:
(実行前)
<実行>ボタンをクリックします。
※<実行>ボタンには上記プログラミング例で説明したサンプルモジュール(プログラム)を登録しておきます。<実行>ボタンの作り方や<実行>ボタンへのサンプルモジュール(プログラム)の登録方法についてはこちらを参考にして下さい。
(実行後)
フォーム(フォーム名:テスト)が表示されます。
※今回表示したフォーム名:テスト(画面サンプル)は予め作成しておく必要があります。作成方法は以下の通りとなります。
①フォーム作成・・・フォームの作り方はこちらを参考にして下さい。
②フォーム名・・・フォーム名の付け方はこちらを参考にして下さい。
フォームを表示する方法についての説明は以上です。
サンプル
上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。
おわりに
今回はフォームを表示する方法について説明しました。フォームを扱う上では基本中の基本操作となります。是非覚えておいて下さい。