構文
構文は以下の通りです。
1.フォームを表示する場合
解説
フォームを表示するには、UserFormオブジェクトのShowメソッドを使用します。Showメソッドは、作成したUserFormをユーザーに表示するために利用されます。フォーム名には、表示したいフォームのUserFormオブジェクトの名前を指定します。
2.フォームを閉じる場合
解説
フォームを閉じるには、UserFormオブジェクトのUnloadメソッドを使用します。Unloadメソッドは、作成したUserFormを閉じるために利用されます。フォーム名には、閉じたいフォームのUserFormオブジェクトの名前を指定します。
使い方
フォームの表示は、ユーザーとの対話を実現するために非常に重要です。ボタンをクリックした際にフォームを表示したり、特定の条件を満たした場合にフォームを表示するなど、さまざまなシナリオで利用されます。以下に、基本的な使い方を示します。
1.フォームを作成する
まず、VBE(Visual Basic Editor)を開き、「挿入」メニューから「ユーザーフォーム」を選択して空のフォームを作成します。フォームに必要なコントロール(ボタン、テキストボックス、ラベルなど)を配置し、デザインを整えます。
2.フォームにコードを追加する
フォーム上のコントロールに対して、イベントに応じたVBAコードを記述します。例えば、ボタンがクリックされたときに特定の処理を行う場合は、ボタンのClickイベントに対してVBAコードを追加します。
3.フォームを表示するコードを追加する
フォームを表示するために、UserFormオブジェクトのShowメソッドを使用します。ユーザーが操作するトリガー(ボタンクリックなど)に応じて、このShowメソッドを呼び出すことでフォームが表示されます。
プログラミング例
具体的なプログラミング例として、ボタンをクリックした際にフォームを表示及び閉じる場合の例を示します。
1.ボタンをクリックした際にフォームを表示する
UserForm1.Show ' フォームを表示
End Sub
2.ボタンをクリックした際にフォームと閉じる
Unload UserForm1 ' フォームをアンロードして閉じる
End Sub
まとめ
フォームの表示は、ユーザーとの対話を実現する重要なステップであり、VBAコードを活用して使いやすいフォームを作成することができます。是非活用してください。