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【ExcelVBA プログラミング】(関数32)VarType関数のプログラミング例を教えて!

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VarType関数を使用したプログラミング例を紹介します。

 

 

例題

値列(A列)に入力されている文字を判定し、データの型を結果列(B列)に返すプログラミング方法です。

[実行前]:

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[実行後]:

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プログラミング

プログラミングは以下の通りとなります。

[記述例]:

Sub サンプル()

  Dim 行 As Long

  For 行 = 2 To 6
    Select Case VarType(Range("A" & 行))
      Case 0
        Range("B" & 行) = "Empty値です。"
      Case 1
        Range("B" & 行) = "Null値です。"
      Case 2
        Range("B" & 行) = "整数型です。"
      Case 3
        Range("B" & 行) = "長整数型です。"
      Case 4
        Range("B" & 行) = "単精度浮動小数点数型です。"
      Case 5
        Range("B" & 行) = "倍精度浮動小数点数型です。"
      Case 6
        Range("B" & 行) = "通貨型です。"
      Case 7
        Range("B" & 行) = "日付型です。"
      Case 8
        Range("B" & 行) = "文字列型です。"
      Case 9
        Range("B" & 行) = "オブジェクト型です。"
      Case 10
        Range("B" & 行) = "エラー値です。"
      Case 11
        Range("B" & 行) = "ブール型です。"
      Case 12
        Range("B" & 行) = "バリアント型です。"
    End Select
  Next

End Sub

内容を説明すると、

VarType関数を使用して値列(A列セル)に入力されている文字を判定し、データの型を結果列(B列セル)に表示して下さい。

との意味になります。

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ダウンロード

上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。

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