StrConv関数を使用したプログラミング例を紹介します。
例題
変換前に入力されている文字列を変換方法に記述されている内容(文字列を小文字変換・文字列を大文字変換・ひらがなをカタカナに変換・カタカナをひらがなに変換・単語の先頭文字を大文字に変換・それ以外)で変換し、変換後に表示するプログラミング方法です。
[実行前]:
[実行後]:
※7行目~11行目の変換については、変換前の文字列が漢字であるため、いずれの変換方法でも変換ができない事から、変換前の文字列を変換後にそのままセットする形となります。
プログラミング
プログラミングは以下の通りとなります。
[記述例]:
Sub サンプル()
Dim 行 As Double
For 行 = 2 To 11
Select Case Range("A" & 行)
Case "文字列を小文字変換"
Range("C" & 行) = StrConv(Range("B" & 行), vbLowerCase)
Case "文字列を大文字変換"
Range("C" & 行) = StrConv(Range("B" & 行), vbUpperCase)
Case "ひらがなをカタカナに変換"
Range("C" & 行) = StrConv(Range("B" & 行), vbKatakana)
Case "カタカナをひらがなに変換"
Range("C" & 行) = StrConv(Range("B" & 行), vbHiragana)
Case "単語の先頭文字を大文字に変換"
Range("C" & 行) = StrConv(Range("B" & 行), vbProperCase)
Case Else
Range("C" & 行) = Range("B" & 行)
End Select
Next
End Sub
内容を説明すると、
StrConv関数を使用して変換前(B列セル)に入力されている文字列を変換方法(A列セル)に記述されている内容(文字列を小文字変換・文字列を大文字変換・ひらがなをカタカナに変換・カタカナをひらがなに変換・単語の先頭文字を大文字に変換・それ以外)で変換し、変換後(C列セル)に表示して下さい。
との意味になります。
ダウンロード
上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。