Join関数を使用したプログラミング例を紹介します。
例題
例題は、範囲に登録されている任意の県範囲(北関東/南関東)を選択した後に<実行>ボタンをクリックすると、結果欄にその範囲の県が表示されるプログラミング方法です。
[実行前]:
[実行後]:
プログラミング
プログラミングは以下の通りとなります。
[記述例]:
Sub サンプル()
Dim 範囲(2) As String
Select Case Range("A2")
Case "北関東"
範囲(0) = Range("B5")
範囲(1) = Range("B6")
範囲(2) = Range("B7")
Range("C2") = Join(範囲, ",")
Case "南関東"
範囲(0) = Range("B2")
範囲(1) = Range("B3")
範囲(2) = Range("B4")
Range("C2") = Join(範囲, ",")
End Select
End Sub
内容を説明すると、
Join関数を使用して範囲(A2セル)に登録されている県範囲(北関東/南関東)を選択した後に<実行>ボタンをクリックすると、南関東を選択した場合には「神奈川県,埼玉県,千葉県」(B2セル~B4セル)を、北関東を選択した場合には「栃木県,群馬県,茨城県」(B5セル~B7セル)を結果欄に表示して下さい。
との意味になります。
※上記の記述例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方についてはこちらを参考にして下さい。また、ボタンにプログラムを割り当てるにはこちらを参考にして下さい。
ダウンロード
上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。