IsArray関数を使用したプログラミング例を紹介します。
【目次】
例題
例題は、範囲に任意の都県を選択した後に<実行>ボタンをクリックすると、結果内の選択範囲が反転され、単一セルが選択された場合には「選択した範囲は配列ではありません。」を、複数セルが選択された場合には「選択した範囲は配列です。」の結果を返すプログラミング方法です。
[実行前]:
[実行後]:
プログラミング
プログラミングは以下の通りとなります。
[記述例]:
※以下の記述例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方については、VBEの開き方を参考にして下さい。また、ボタンにプログラム内容を割り当てるには、VBAをボタンに割り当てるを参考にして下さい。
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Sub サンプル()
Dim 範囲 As Variant
Select Case Range("A2")
Case "関東"
範囲 = Range("B2:B8")
Range("B2:B8").Select
Case "東京都"
範囲 = Range("B2")
Range("B2").Select
Case "神奈川県"
範囲 = Range("B3")
Range("B3").Select
Case "埼玉県"
範囲 = Range("B4")
Range("B4").Select
Case "千葉県"
範囲 = Range("B5")
Range("B5").Select
Case "栃木県"
範囲 = Range("B6")
Range("B6").Select
Case "群馬県"
範囲 = Range("B7")
Range("B7").Select
Case "茨城県"
範囲 = Range("B8")
Range("B8").Select
End Select
If (IsArray(範囲) = True) Then
MsgBox "選択した範囲は配列です。"
Else
MsgBox "選択した範囲は配列ではありません。"
End If
End Sub
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内容を説明すると、
IsArray関数を使用して範囲(A2セル)に任意の都県を選択した後に<実行>ボタンをクリックすると、結果内(B2セル~B8セル)の選択範囲が反転され、単一セルが選択された場合には「選択した範囲は配列ではありません。」を、複数セルが選択された場合には「選択した範囲は配列です。」をMsgboxで表示して下さい。
との意味になります。
ダウンロード
上記サンプルプログラムを使用したい場合は、こちらからダウンロードして下さい。