Timer関数を使用したプログラミング例を紹介します。
【目次】
例題
例題は、<実行>ボタンをクリックすると、コピー元(C列)に登録されているデータをコピー先(A列)に貼り付けし、コピーに掛かった時間を表示するプログラミング方法です。(※C列には10万件のデータが登録されています)
[実行前]:
[実行後]:
プログラミング
プログラミングは以下の通りとなります。
[記述例]:
※以下の記述例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方については、VBEの開き方を参考にして下さい。また、ボタンにプログラム内容を割り当てるには、VBAをボタンに割り当てるを参考にして下さい。
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Sub サンプル()
Dim 行 As Long
Dim 開始時間 As Long
Dim 終了時間 As Long
Range("A2:A100000").ClearContents
開始時間 = Timer
For 行 = 2 To 100001
Cells(行, "A") = Cells(行, "C")
Next
終了時間 = Timer
MsgBox (終了時間 - 開始時間) & "秒"
End Sub
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内容を説明すると、
Timer関数を使用してコピー元(C列)のデータをコピー先(A列)に貼り付けし、そのコピーに掛かった時間をMsgBoxで表示して下さい。
との意味になります。
ダウンロード
上記サンプルプログラムを使用したい場合は、こちらからダウンロードして下さい。