リストボックスプロパティ内にある［TabStop］の使い方について紹介します。
リストボックスプロパティ内にあるTabStopとは
以下のリストボックスプロパティ内の赤枠箇所が［TabStop］となり、［TabStop］はTabキーを押下した場合にフォーカスを移す設定ができます。
TabStopに定義する設定値は、以下の2パターンとなります。
| 定義 | 内容 |
| True | フォーカスを移します（既定値） |
| False | フォーカスを移しません |
TabStopを設定する方法
（1）リストボックスプロパティ内のTabStopをクリックすると▼ボタンが表示されます。（※今回は二番目のリストボックスにフォーカスを移すか否かを設定するため、二番目のリストボックスを選択します。）
（2）▼ボタンをクリックするとプルダウンリストが表示されます。（※プルダウンリストには上記の設定値一覧が表示されます。）
リストボックスにフォーカスを移す（True）
（3）今回はリストボックスにフォーカスを移すため「True」を選択します。また、リストボックスにフォーカスが移る事を確認するため、一度フォーム上でクリックをした後、上部にある<実行>ボタン（▶）をクリックします。
（4）フォームが表示され最上部のリストボックスにフォーカスが有る（上部のリストボックスにカーソル有り）事が確認できます。
（5）<Tab>キーを押下すると二番目のリストボックスにフォーカスが移る（二番目のリストボックスにカーソル有り）事が確認できます。
リストボックスにフォーカスを移さない（False）
（6）今回はリストボックスにフォーカスを移さないため「False」を選択します。また、リストボックスにフォーカスが移らない事を確認するため、一度フォーム上でクリックをした後、上部にある<実行>ボタン（▶）をクリックします。
（7）フォームが表示され最上部のリストボックスにフォーカスが有る（上部のリストボックスにカーソル有り）事が確認できます。
（8）<Tab>キーを押下すると三番目のリストボックスにフォーカスが移る（三番目のリストボックスにカーソル有り）事が確認できます。（※二番目のリストボックスにフォーカスを移さない設定をしたため、三番目のリストボックスにフォーカスが移ります。）
TabStopを設定する方法についての説明は以上です。
おわりに
今回はリストボックスプロパティ内のTabStopの使い方について説明しました。その他のリストボックスプロパティの使い方はこちらを参考にして下さい。