フォームにリストボックスを追加した場合、VBE画面左下のリストボックスプロパティウィンドウ内に表示される[BorderStyle]の使い方について説明します。
【目次】
リストボックスプロパティ内にあるBorderStyleとは
以下のリストボックスプロパティウィンドウ内の赤枠箇所が[BorderStyle]となります。BorderStyleはリストボックスに枠線を表示するか否かを設定する事ができます。
BorderStyleに定義する設定値は以下一覧の通りとなります。
BorderStyleを設定する方法
設定方法について説明していきます。
(1)リストボックスプロパティウィンドウ内のBorderStyleをクリックすると▼ボタンが表示されます。
(2)▼ボタンをクリックするとプルダウンリストが表示されます。(プルダウンリストには上記の設定値一覧が表示されます)
枠線を表示しない(fmBorderStyleNone)
(3)今回はリストボックスに枠線を表示しないため「0-fmBorderStyleNone」を選択し、一度フォーム上でクリックをした後、上部の<実行>ボタンをクリックします。
(4)リストボックスに枠線が表示されていない事が確認できます。
枠線を表示する(fmBorderStyleSingle)
(5)今回はリストボックスに枠線を表示するため「1-fmBorderStyleSingle」を選択し、一度フォーム上でクリックをした後、上部の<実行>ボタンをクリックします。
(6)リストボックスに枠線が表示された事が確認できます。
BorderStyleを設定する方法(枠線の表示/非表示)の説明は以上です。
おわりに
今回説明したBorderStyleの設定を「1-fmBorderStyleSingle」(枠線の表示あり)に変更する事で、BorderColorで指定した枠線色が初めて有効となります。よって、BorderStyleの設定が「0-fmBorderStyleNone」(枠線の表示なし)ではBorderColorでいくら枠線色を変更しても意味ありません。予め理解しておいて下さい。