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ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

【ExcelVBA フォーム&コントロール】コンボボックスプロパティ内にある[MatchRequired]の使い方を知りたいです。教えて!

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コンボボックスプロパティ内にある[MatchRequired]の使い方について紹介します。

 

 

コンボボックスプロパティ内にあるMatchRequiredとは

以下のコンボボックスプロパティ内の赤枠箇所が[MatchRequired]となり、[MatchRequired]はコンボボックスのリスト内にある項目以外の文字列も入力できる/できないを設定する事ができます。

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MatchRequiredに定義する設定値は、以下の2パターンとなります。

定義 内容
False リスト内にある項目以外の文字列も入力できます(既定値)
True リスト内にある項目と一致する文字列のみ入力できます

 

MatchRequiredを設定する方法

(1)コンボボックスプロパティ内のMatchRequiredをクリックすると▼ボタンが表示されます。

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(2)▼ボタンをクリックするとプルダウンリストが表示されます。(※プルダウンリストには上記の設定値一覧が表示されます。)

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リスト内にある項目以外の文字列も入力できる(False)

(3)今回はリスト内にある項目以外の文字列も入力できる事を確認するため「False」を選択します。また、リスト内にある項目以外の文字列も入力できる事を確認するため、一度フォーム上でクリックをした後、上部にある<実行>ボタン(▶)をクリックします。

(4)フォームが表示されます。今回は例としてプルダウンリストに「大山・久保木・岡田・落合」の名前が入力されています。

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(5)プルダウンリストに含まれていない「遠藤」を入力して<Enter>キーを押下します。問題無く入力ができ、次のコンボボックスにフォーカスが移動します。

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リスト内にある項目以外の文字列は入力できない(True)

(6)今回はリスト内にある項目以外の文字列は入力できない事を確認するため「True」を選択します。また、リスト内にある項目以外の文字列は入力できない事を確認するため、一度フォーム上でクリックをした後、上部にある<実行>ボタン(▶)をクリックします。

(7)フォームが表示されます。今回は例としてプルダウンリストに「大山・久保木・岡田・落合」の名前が入力されています。

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(8)プルダウンリストに含まれていない「遠藤」を入力して<Enter>キーを押下します。

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(9)警告メッセージが表示され、プルダウンリスト以外の文字列は入力できない事が確認できます。

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MatchRequiredを設定する方法についての説明は以上です。

 

おわりに

今回はコンボボックスプロパティ内のMatchRequiredの使い方について説明しました。その他のコンボボックスプロパティの使い方はこちらを参考にして下さい。