DateAdd関数を使用したプログラミング例を紹介します。
例題
A列に入力されている日付に50日後の日数を加算し、「去年以前か?」「今年の日付か?」「来年以降の日付か?」を判断して結果をB列に表示するプログラミング方法です。
[実行前]:
[実行後]:
プログラミング
プログラミングは以下の通りとなります。
[記述例]:
Sub サンプル()
'↓処理①
Dim 行 As Long
'↓処理②
For 行 = 2 To 7
Select Case Left(DateAdd("d", 50, Range("A" & 行)), 4)
Case Is < 2020
Range("B" & 行) = "去年以前です。"
Case Is = 2020
Range("B" & 行) = "今年です。"
Case Is > 2020
Range("B" & 行) = "来年以降です。"
End Select
Next
End Sub
処理①:変数定義
変数を定義します。
処理②:繰り返し処理
For~Next文を使用した2行目~7行目までの繰り返し処理を実施します。繰り返し処理の中で、最初にDateAdd関数を使用してA列日付に50日後の日数を加算します。次に加算した結果からLeft関数を使用して年のみを抽出します。最後にSelect文を使用して抽出した年が2019年以前であれば「去年以前です。」を、2020年であれば「今年です。」を、2021年以降であれば「来年以降です。」をB列に表示して下さい。
との内容になります。
ダウンロード
上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。