フォームを新規で作成した場合、VBE画面左下プロパティウィンドウ内に表示される[StartUpPosition]の使い方について説明します。
【目次】
フォームプロパティ内にあるStartUpPositionとは
以下のフォームプロパティウィンドウ内の赤枠箇所が[StartUpPosition]となります。StartUpPositionはフォームを表示したときの表示される初期位置を設定する事ができます。
StartUpPositionに定義する設定値は以下一覧の通りとなります。
StartUpPositionを設定する方法
設定方法について説明していきます。
(1)フォームプロパティウィンドウ内のStartUpPositionをクリックすると▼ボタンが表示されます。
(2)▼ボタンをクリックするとプルダウンリストが表示されます。(プルダウンリストには上記の設定値一覧が表示されます)
ユーザーフォームが属する項目の中央に表示(オーナーフォームの中央)
(3)今回はユーザーフォームが属する項目の中央に表示するため「1-オーナーフォームの中央」を選択し、一度フォーム上でクリックをした後、上部の<実行>ボタンをクリックします。
(4)フォームがユーザーフォームの中央に表示された事が確認できます。(開いているExcelブックの中央に表示されます)
画面全体の中央に表示(画面の中央)
(5)今回は画面全体の中央に表示するため「2-画面の中央」を選択し、一度フォーム上でクリックをした後、上部の<実行>ボタンをクリックします。
(6)フォームが画面全体の中央に表示された事が確認できます。
画面全体の左上隅に表示(Windowsの既定値)
(7)今回は画面全体の左上隅に表示するため「3-Windowsの既定値」を選択し、一度フォーム上でクリックをした後、上部の<実行>ボタンをクリックします。
(8)フォームが画面全体の左上隅に表示された事が確認できます。
StartUpPositionを設定する方法についての説明は以上です。
おわりに
今回はStartUpPositionの設定方法について説明しました。状況に合わせてフォームの表示位置を指定して使用してみて下さい。