教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

【ExcelVBA フォーム&コントロール】フォームプロパティ内にある[StartUpPosition]の使い方を知りたいです。教えて!

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フォームプロパティ内にある[StartUpPosition]の使い方について紹介します。

 

 

フォームプロパティ内にあるStartUpPositionとは

以下のフォームプロパティ内の赤枠箇所が[StartUpPosition]となり、[StartUpPosition]はフォーム表示時の表示位置を設定する事ができます。

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StartUpPositionに定義する設定値は、以下の4パターンとなります。

定義 内容
手動 0 初期設定値を指定しません
オーナーフォームの中央 1 フォームが属する項目の中央に表示されます 
画面の中央 2 画面全体の中央に表示されます
Windowsの既定値 3 画面全体の左上隅に表示されます

 

StartUpPositionを設定する方法

(1)フォームプロパティ内のStartUpPositionをクリックすると▼ボタンが表示されます。

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(2)▼ボタンをクリックするとプルダウンリストが表示されます。(※プルダウンリストには上記の設定値一覧が表示されます。)

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ユーザーフォームが属する項目の中央に表示

(3)今回はユーザーフォームが属する項目の中央に表示するため「1-オーナーフォームの中央」を選択し、一度フォーム上でクリックをした後に上部の<実行>ボタン(▶)をクリックします。

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(4)フォームがユーザーフォームの中央に表示された事が確認できます。(※開いているExcelブックの中央に表示されます。)

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画面全体の中央に表示

(5)今回は画面全体の中央に表示するため「2-画面の中央」を選択し、一度フォーム上でクリックをした後に上部の<実行>ボタン(▶)をクリックします。

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(6)フォームが画面全体の中央に表示された事が確認できます。

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画面全体の左上隅に表示

(7)今回は画面全体の左上隅に表示するため「3-Windowsの既定値」を選択し、一度フォーム上でクリックをした後に上部の<実行>ボタン(▶)をクリックします。

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(8)フォームが画面全体の左上隅に表示された事が確認できます。

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StartUpPositionを設定する方法についての説明は以上です。

  

おわりに

今回はフォームプロパティ内のStartUpPositionの使い方について説明しました。その他のフォームプロパティの使い方はこちらを参考にして下さい。