フォームプロパティ内にある[StartUpPosition]の使い方について紹介します。
フォームプロパティ内にあるStartUpPositionとは
以下のフォームプロパティ内の赤枠箇所が[StartUpPosition]となり、[StartUpPosition]はフォーム表示時の表示位置を設定する事ができます。
StartUpPositionに定義する設定値は、以下の4パターンとなります。
定義 | 値 | 内容 |
手動 | 0 | 初期設定値を指定しません |
オーナーフォームの中央 | 1 | フォームが属する項目の中央に表示されます |
画面の中央 | 2 | 画面全体の中央に表示されます |
Windowsの既定値 | 3 | 画面全体の左上隅に表示されます |
StartUpPositionを設定する方法
(1)フォームプロパティ内のStartUpPositionをクリックすると▼ボタンが表示されます。
(2)▼ボタンをクリックするとプルダウンリストが表示されます。(※プルダウンリストには上記の設定値一覧が表示されます。)
ユーザーフォームが属する項目の中央に表示
(3)今回はユーザーフォームが属する項目の中央に表示するため「1-オーナーフォームの中央」を選択し、一度フォーム上でクリックをした後に上部の<実行>ボタン(▶)をクリックします。
(4)フォームがユーザーフォームの中央に表示された事が確認できます。(※開いているExcelブックの中央に表示されます。)
画面全体の中央に表示
(5)今回は画面全体の中央に表示するため「2-画面の中央」を選択し、一度フォーム上でクリックをした後に上部の<実行>ボタン(▶)をクリックします。
(6)フォームが画面全体の中央に表示された事が確認できます。
画面全体の左上隅に表示
(7)今回は画面全体の左上隅に表示するため「3-Windowsの既定値」を選択し、一度フォーム上でクリックをした後に上部の<実行>ボタン(▶)をクリックします。
(8)フォームが画面全体の左上隅に表示された事が確認できます。
StartUpPositionを設定する方法についての説明は以上です。
おわりに
今回はフォームプロパティ内のStartUpPositionの使い方について説明しました。その他のフォームプロパティの使い方はこちらを参考にして下さい。