フォームにイメージを追加した場合、VBE画面左下のイメージプロパティウィンドウ内に表示される[オブジェクト名]の使い方について説明します。
【目次】
イメージプロパティ内にあるオブジェクト名とは
以下のイメージプロパティウィンドウ内の赤枠箇所が[オブジェクト名]となります。オブジェクト名は作成したイメージに名前を付ける事(名前を変更する事)ができます。既定値はImage1からイメージを作成する毎にImage2・Image3と番号が増えて自動で名前が付きますが、何のイメージなのかが分からなくなるため、意図的に名前を付け変える(変更する)必要があります。また、名前を付ける際には幾つかの規則がありますので、その規則を以下に書いておきます。
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①英数字、漢字、ひらがな、カナカナ、_(アンダーバー)が使用できます。
※但し、先頭に数字を使用することはできません。
②既にあるオブジェクト名と同じ名前は使用できません。
③スペースや記号は使用できません。(例:「.」「!」「@」「&」「$」「#」等)
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オブジェクト名を変更(イメージ名の変更)する方法
(1)イメージプロパティウィンドウ内のオブジェクト名をクリックし、カーソルを反転させます。
(2)現在表示されているオブジェクト名:Image1を消します。
(3)今回は例としてオブジェクト名を「イメージ」に変更します。(この時点でオブジェクト名が”Image1”→”イメージ”に変更されました)
オブジェクト名を変更する方法(イメージ名の変更)の説明は以上です。
おわりに
ここで変更したオブジェクト名(イメージ名)は、VBAより呼び出す事ができます。上記でも書きましたが、VBAより呼び出す際にImage1では何のイメージを呼び出しているのかが分からなくなるため、イメージを新規で作成した場合はできるだけ分かりやすい名前を付けて、第三者からも理解し易いVBA記述を心掛けて下さい。