Trim関数を使用したプログラミング例を紹介します。
例題
A列の名前①に入力されている”茨城県”とB列の名前②に入力されている”△△茨城県”(県名の前にスペース文字が含まれている)の比較を行い、一致している場合はC列に”○”を表示し、一致していない場合は”×”を表示します。2行目の比較はそのまま行い、3行目の比較は名前②の”△△茨城県”をTrim関数を使用してスペースを削除してから比較します。
[実行前]:
[実行後]:
プログラミング
プログラミングは以下の通りとなります。
[記述例]:
Sub サンプル()
'2行目
If (Range("A2") = Range("B2")) Then
Range("C2") = "○"
Else
Range("C2") = "×"
End If
'3行目
If (Range("A3") = Trim(Range("B3"))) Then
Range("C3") = "○"
Else
Range("C3") = "×"
End If
End Sub
2行目の内容を説明すると、
A2セルとB2セルの内容を比較し、一致した場合にはC2セルに”○”を表示し、不一致の場合は”×”を表示して下さい。
3行目の内容を説明すると、
A3セルと前後のスペースを除いたB3セルの内容を比較し、一致した場合にはC3セルに”○”を表示し、不一致の場合は”×”を表示して下さい。
との意味になります。
ダウンロード
上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。