入力したデータを条件判断し結果を表示する方法について説明します。今回はSelect文を使用した単純判断について説明します。
例題
名前欄(A3セル)に”大山”の名前が入力されている場合は結果欄(B3セル)に”●”を表示し、”久保木”の名前が入力されている場合は結果欄(B3セル)に”▲”を表示し、上記以外の名前が入力されている場合は結果欄に”×”を表示するプログラミング方法となります。
[実行前]:
[実行後]:
・名前に”大山”が入力されている場合
・名前に”久保木”が入力されている場合
・名前に上記以外が入力されている場合
プログラミング
プログラミングは以下の通りとなります。
[記述例]:
Sub サンプル()
Select Case Trim(Range("A3"))
Case "大山"
Range("B3") = "●"
Case "久保木"
Range("B3") = "▲"
Case Else
Range("B3") = "×"
End Select
End Sub
今回の例題では、条件判断にSelect文を使用します。
条件判断セルはA3となるため、Trim(Range("A3"))と記述します。Trim関数は文字列前後にスペース文字が入っていた場合に取り除くための指定となります。
入力されたデータが”大山”・”久保木”・それ以外であるか否かの判断をするため、Case "大山"・Case "久保木"・Case Elseを各々指定します。
結果はB3セルに出力するため、A3セルに”大山”が入力されている場合はB3セルに"●"を表示するRange("B3") = "●"を記述し、A3セルに”久保木”が入力されている場合はB3セルに"▲"を表示するRange("B3") = "▲"を記述し、A3セルに上記以外が入力されている場合はB3セルに"×"を表示するRange("B3") = "×"を記述します。
ダウンロード
上記サンプルプログラムを使用したい場合は、こちらからダウンロードして下さい。