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ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

【ExcelVBA プログラミング】(条件判断2)入力データを条件判断し結果を表示する方法(IF文による複数判断)

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入力したデータを条件判断し結果を表示する方法について説明します。今回はIF文を使用した複数判断について説明します。

 

 

例題

名前欄(A3セル)に”大山”の名前が入力されており、性別欄(B3セル)に”男”が入力されている場合は結果欄(C3セル)に”●”を表示し、上記以外場合は結果欄に”×”を表示するプログラミング方法となります。

[実行前]:

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[実行後]:

・名前に”大山”・性別に”男”が入力されている場合  ・名前に”大山”・性別に”女”が入力されている場合

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プログラミング

プログラミングは以下の通りとなります。

[記述例]:

Sub サンプル()

  If (Trim(Range("A3")) = "大山" And Trim(Range("B3")) = "男") Then
    Range("C3") = "●"
  Else
    Range("C3") = "×"
  End If

End Sub

今回の例題では、条件判断にIF文を使用します。

Range("A3")に入力されたデータが”大山”であるか否かの判断し、かつRange("B3")に入力されたデータが”男”であるか否かの判断するため、Trim(Range("A3")) = "大山" And Trim(Range("B3")) = "男"と記述します。Trim関数は文字列前後にスペース文字が入っていた場合に取り除くための指定となります。

結果はC3セルに出力するため、A3セルに”大山”かつB3セルに”男”が入力されている場合はC3セルに"●"を表示するRange("C3") = "●"を記述し、上記以外が入力されている場合はC3セルに"×"を表示するRange("C3") = "×"を記述します。

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ダンロード

上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。

drive.google.com

 

関連プログラム

www.osiete-excelvba.work