印刷部数を指定して印刷する方法について説明します。シートを複数枚部数を指定して印刷したい場合に使用します。
構文
記述方法は以下の通りとなります。
Sheets("[シート名]").PrintOut Copies:=[印刷部数]
[説明]:
印刷部数を指定して印刷する場合は
「Sheets("[シート名]").PrintOut Copies:=[印刷部数]」
と記述します。
[シート名] | 印刷するシート名を記述します。 ※「”」(ダブルクォーテーション)で囲みます。 |
[印刷部数] | 印刷する部数を記述します。 |
[記述例]:
Sheets("Sheet1").PrintOut Copies:=2
使い方
使い方について具体的に説明します。
[プログラミング例]:
Sub サンプル()
Sheets("Sheet1").PrintOut Copies:=2
End Sub
内容は、「Sheet1シートを2部印刷して下さい。」との意味になります。
※上記のプログラミング例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方についてはこちらを参考にして下さい。
[実行例]:
①<実行>ボタンには上記のプログラミング例のプログラムが登録されています。この<実行>ボタンをクリックします。(※ボタンの作り方やボタンにプログラムを割り当てるにはこちらを参考にして下さい。)
②Sheet1シートが2部印刷されます。
[サンプル]:
上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。
部数を指定して印刷する方法についての説明は以上です。
おわりに
今回は部数を指定して印刷する方法について説明しました。類似した内容にシートを印刷する方法やページを指定して印刷する方法があります。また、印刷プレビューで確認する方法もあります。こちらも一緒に覚えておいて下さい。