構文
構文は以下の通りです。
Worksheets("シート名").Range("セル範囲").Hidden = True / False
解説
Hiddenプロパティは、セルを非表示にするかどうかを設定します。Trueを設定するとセルが非表示になり、Falseを設定するとセルが表示されます。
●Worksheets: シート名は、対象のセルを非表示にしたいシートの名前を指定します。
●Range: セル範囲は、非表示にしたいセルの範囲を指定します。例えば、A1セルからB5セルまでを非表示にしたい場合は、「A1:B5」と指定します。
使い方
具体的な使い方を紹介します。
Sub HideCell()
Worksheets("Sheet1").Range("A1").Hidden = True
End Sub
Worksheets("Sheet1").Range("A1").Hidden = True
End Sub
上記はA1セルを非表示にします。
プログラミング例
以下に、プログラミング例を紹介します。
Sub ExampleHideCell()
Dim ws As Worksheet
Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")
' A1セルを非表示にする
ws.Range("A1").Hidden = True
End Sub
Dim ws As Worksheet
Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")
' A1セルを非表示にする
ws.Range("A1").Hidden = True
End Sub
このコードを実行すると、A1セルが非表示になります。セルが非表示になっているため、シート上では見えなくなります。
まとめ
Hiddenプロパティを使うことで、指定したセルを非表示にすることができます。データを隠すためのセキュリティ対策や、特定の情報を一時的に非表示にする場合などに活用できます。