教えて!ExcelVBA!

ExcelVBAの基礎知識・書き方について紹介します。

【ExcelVBA セル操作】セルを表示/非表示する(Hidden)にはどうすればいいの?教えて!

構文

構文は以下の通りです。

Worksheets("シート名").Range("セル範囲").Hidden = True / False

解説

Hiddenプロパティは、セルを非表示にするかどうかを設定します。Trueを設定するとセルが非表示になり、Falseを設定するとセルが表示されます。Worksheetsのシート名には、対象のセルを非表示にしたいシートの名前を指定します。Rangeのセル範囲には、非表示にしたいセルの範囲を指定します。例えば、A1セルからB5セルまでを非表示にしたい場合は、「A1:B5」と指定します。

使い方

具体的な使い方を紹介します。

Sub HideCell()
    Worksheets("Sheet1").Range("A1").Hidden = True
End Sub

上記はA1セルを非表示にします。

プログラミング例

以下に、プログラミング例を紹介します。

Sub ExampleHideCell()
    Dim ws As Worksheet
    Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")
    ' A1セルを非表示にする
    ws.Range("A1").Hidden = True
End Sub

このコードを実行すると、A1セルが非表示になります。セルが非表示になっているため、シート上では見えなくなります。

まとめ

Hiddenプロパティを使うことで、指定したセルを非表示にすることができます。データを隠すためのセキュリティ対策や、特定の情報を一時的に非表示にする場合などに活用できます。