文字列を結合する方法について説明します。今回はセルに入力されている文字列を結合する方法について説明します。
構文
記述方法は以下の通りとなります。
[文字列1]& [文字列2]
[説明]:
文字列同士を結合させます。
[文字列1] | 任意の文字列を記述します |
[文字列2] | 任意の文字列を記述します |
[記述例]:
Cells(2, "C") = Cells(2, "A") & Cells(2, "B")
Range("C2") = Range("A2") & Range("B2")
使い方
使い方について具体的に説明します。
Cellsによる文字列結合の指定方法
Cellsによる文字列の結合方法について説明します。
[プログラミング例]:
Sub サンプル()
Cells(2, "C") = Cells(2, "A") & Cells(2, "B")
End Sub
内容は、「A2セルとB2セルに入力されている文字列を結合し、C2セルにセットして下さい。」との意味になります。
※上記のプログラミング例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方についてはこちらを参考にして下さい。
[実行例]:
①A2セルに文字列の「茨城県」、B2セルに文字列の「水戸市」が入力されています。<実行>ボタンをクリックします。
②処理結果は以下の様になります。C2セルに結合結果の「茨城県水戸市」が入力されます。
[サンプル]:
上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。
Cellsによる文字列の結合方法についての説明は以上です。
Rangeによる文字列結合の指定方法
Rangeによる文字列の結合方法について説明します。
[プログラミング例]:
Sub サンプル()
Range("C2") = Range("A2") & Range("B2")
End Sub
内容は、「A2セルとB2セルに入力されている文字列を結合し、C2セルにセットして下さい。」との意味になります。
※上記のプログラミング例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方についてはこちらを参考にして下さい。
[実行例]:
①A2セルに文字列の「茨城県」、B2セルに文字列の「水戸市」が入力されています。<実行>ボタンをクリックします。
②処理結果は以下の様になります。C2セルに結合結果の「茨城県水戸市」が入力されます。
[サンプル]:
上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。
Rangeによる文字列の結合方法についての説明は以上です。
おわりに
今回はセルに入力されている文字列の結合方法について説明しました。プログラミングをする上で文字列の結合は頻繁に使用します。是非に覚えておいて下さい。