シートを選択するには「Select」を使います。
構文
構文は以下の通りです。
Worksheets("シート名").Select
解説
Selectステートメントは、特定のシートをアクティブにし、操作対象として選択するために使用されます。この構文では、指定した「シート名」のシートを選択します。ここで「Worksheets」は、Excelのワークシートを管理するオブジェクトです。
使い方
1.シートを直接指定する方法
シートを直接指定する方法では、シート名を直接指定します。例えば、シート名が「Sheet1」の場合、以下のように記述します。
Worksheets("Sheet1").Select
この方法では、指定したシートがアクティブになり、操作対象として選択されます。
2.変数を使用する方法
変数を使用する方法では、シート名を変数に格納して指定します。例えば、変数「sheetName」にシート名が格納されている場合、以下のように記述します。
Dim sheetName As String
sheetName = "Sheet1"
Worksheets(sheetName).Select
sheetName = "Sheet1"
Worksheets(sheetName).Select
この方法では、変数に格納されたシート名を参照して、対応するシートがアクティブになります。
プログラミング例
以下に、具体的なプログラミング例を示します。
Sub SelectSheetExample()
Dim sheetName As String
sheetName = "Sheet1"
Worksheets(sheetName).Select
' 選択されたシートの操作を行う
' ここでは、セルA1に値を設定する例を示します
Worksheets(sheetName).Range("A1").Value = "Hello, World!"
End Sub
Dim sheetName As String
sheetName = "Sheet1"
Worksheets(sheetName).Select
' 選択されたシートの操作を行う
' ここでは、セルA1に値を設定する例を示します
Worksheets(sheetName).Range("A1").Value = "Hello, World!"
End Sub
この例では、変数「sheetName」に「Sheet1」というシート名を格納し、そのシートを選択しています。また、選択されたシートで特定の操作を行っています。具体的には、選択されたシートのセルA1に「Hello, World!」という値を設定しています。
まとめ
Selectステートメントを使うことで、特定のシートを選択し、操作の対象として指定することができます。シートの選択は基本的な一部ですので、この内容を参考に効率的なデータ処理や自動化を実現してください。