シートを選択するにはSelectメソッドを使います。VBAのプログラミングをする上で、シートの選択は必ず必要になるものであり、避けては通れないものです。このシートを選択する方法について紹介します。
構文
記述方法は以下の通りとなります。
Sheets(”[シート名]”).Select
[説明]:
シートを選択にするには
「Sheets(”[シート名]”).Select」
と記述します。
[シート名] | 選択したいシート名を記述します。 ※「”」(ダブルクォーテーション)で囲みます。 |
[記述例]:
Sheets("Sheet1").Select
使い方
使い方について具体的に説明します。
[プログラミング例]:
Sub サンプル()
Sheets("Sheet3").Select
MsgBox "Sheet3を選択しました。"
End Sub
内容は、「Sheet3シートを選択し、最後にMsgBoxで”Sheet3を選択しました。”のメッセージを表示して下さい。」との意味になります。
※上記のプログラミング例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方についてはこちらを参考にして下さい。
[実行例]:
①<実行>ボタンはSheet1シートに登録されており、上記のプログラミング例のプログラムが登録されています。この<実行>ボタンをクリックします。(※ボタンの作り方やボタンにプログラムを割り当てるにはこちらを参考にして下さい。)
②処理結果は以下の様にSheet3シートが選択され、MsgBoxで「Sheet3を選択しました。」が表示されます。
[サンプル]:
上記で説明したファイルをダウンロードできます。ご自由にお使い下さい。
シートを選択する方法についての説明は以上です。
おわりに
今回はシートを選択する方法について説明しました。類似の内容としてシートをアクティブ(Activate)にするがあります。是非参考にして下さい。