Len関数は文字列の文字数を調べる場合に使用します。具体的な使い方について説明します。
【目次】
構文
Len関数の記述方法は、以下の通りとなります。
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Len(”[文字列]”)
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[説明]:
[文字列]には文字数を調べたい文字列を記述します。[文字列]は「”」(ダブルクォーテーション)で囲みます。内容を纏めると、「[文字列]で指定した文字列について、文字数を調べて表示して下さい。」との意味になります。
[記述例]:
Len("123456")
Len("123")
使い方
使い方について、具体的に説明していきます。
半角文字列に対する文字数表示
半角文字列に対する文字数を表示する場合について説明します。
[記述例]:
※以下の記述例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方については、VBEの開き方を参考にして下さい。
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Sub サンプル()
MsgBox Len("123456")
End Sub
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内容は、「半角文字:123456について、文字数をMsgBoxで表示して下さい。」との意味になります。
[実行例]:
文字数は6つとなるため、「6」が表示されます。
半角文字列に対する文字数を表示する方法についての説明は以上です。
全角文字列に対する文字数表示
全角文字列に対する文字数を表示する場合について説明します。
[記述例]:
※以下の記述例は、VBE(VBA記述画面)に記述しないと実行ができません。VBEの開き方については、VBEの開き方を参考にして下さい。
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Sub サンプル()
MsgBox Len("123")
End Sub
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内容は、「全角文字:123について、文字数をMsgBoxで表示して下さい。」との意味になります。
[実行例]:
文字数は3つとなるため、「3」が表示されます。
全角文字列に対する文字数を表示する方法についての説明は以上です。
おわりに
今回はLen関数の使い方について説明しました。上記の例でもわかる通り、半角文字・全角文字に関係無く1文字は1つとしてカウントします。この点は注意して下さい。